コラム
クレイといったらパック!でも種類はさまざま
Update 2018.05.14
「クレイ」と聞くとほとんどの方がイメージするのは「クレイパック」ではないでしょうか?
ガスールや沖縄のクレイクチャ、カオリナイトなど様々な種類の粘土(クレイ)を使ったパックがあります。
もちろんKURUMUで使っているモンモリロナイトを使ったパックもたくさんあります。
ここでは「クレイパック」の代表的なものをいくつか紹介します。
◆代表的なものをいくつかご紹介
「クチャ」
化粧品の表示名称は「琉球泥灰岩」と書きます。
沖縄の方言で「泥」を指す「くちゃ」は何世紀も前からあった沖縄の美容法で、沖縄でしかとれない泥を使ったクレイパックです。
ミネラルが豊富で、吸着力もあることから最近注目されている素材です。
地中海や死海と似た特徴があり、触った感じだとCaモンモリロナイトに近い感じがします。
おすすめはSUGURIです。
価格もリーズナブルでとってもよい使い心地です。
「ガスール」
化粧品の表示名称は「モロッコ泥岩クレイ」。
モロッコ産の粘土、モロッコでは昔からある美容法として知られています。
自分で水と溶かして混ぜるのが特徴で、好きなオイルや香りなどを自由にできます。また、保存料を入れずに済むのでお肌にやさしいこともよいです。
触ってみるとおそらくこれはMgモンモリロナイトなのではないかと思います。色や感触、膨潤の具合からそう思いました。(調べてなくすいません…)
おすすめはナイアード。
ガスールといえばナイアードと言われるほど老舗です。ほかにもモロッコ原産のアルガンオイルなども取り扱っています。
◆クレイパックのイメージは?
流しにくい、テクスチャーが少し重い、乾燥肌の方だと長くパックしていると乾燥するなど、マイナスなイメージを持たれている方もいるかと思います。
一方で、吸着によってたくさん汚れが落ちそう、お肌にやさしそう、エステでやってもらう特別で非日常なもの。など、もちろんポジティブなイメージもたくさんあります。
◆マイナスイメージの要因は??
クチャやガスール、カオリナイトなどは水に落とすとスルスルとお水に混ざっていきます。とてもお水と混ぜやすいのが特徴です。昔遊んだ泥パックのような感じになります。
このぴったりとお肌にくっつく感じが流しにくいイメージにつながっているのかもしれないですね。
また、乾くとぱりぱりと剥がれていきます。この時にお肌の水分も一緒にもっていってしまうため、長く載せてしまうとよくないと言われています。
◆ちょっと違うモンモリロナイト
KURUMUで使っている国産のモンモリロナイトはすぐに乾いてしまうということがありません。そしてお水とスルスルと混ざっていくのとは真逆で、お水とモンモリロナイトを混ぜるとダマダマになってしまい、振ったり棒でかき混ぜたりしても中々きれいに混ざりません。(だから手作りコスメに向いてないという弱点もありますが…)
しっかりときれいに混ぜるためには特殊な機械が必要になります。
特殊な機械でていねいに混ぜていくとモンモリロナイトが分散して、お水と混ざるとキレイなクリーム状になり、照りがでてきます。
このきれいなクリーム状のモンモリロナイトはとてもたくさん水分を抱えています。ですから、お肌に塗った際、すぐに乾いてお肌の水分をとってしまうということもありません。
お水をたくさん抱えてくれるという特徴を最大限に生かしたのが「KURUMUモイスチャーマスク」です。お顔にのせて数分間、配合した保湿成分と共にモンモリロナイトがしっかりとうるおいを届けてくれます。乾いてぱりぱりになることもないので、安心して長く使っていただけます。