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コラム

ちょっぴり?全然?国内産でも違うモンモリロナイト

Update 2018.05.29

ちょっぴり?全然?国内産でも違うモンモリロナイト

KURUMUがスキンケアにぴったりと信じて使っている素材。モンモリロナイト。火山灰からできていて~こんな条件がそろうとモンモリロナイトができますよ~なんてお話もここでしました。
モンモリロナイトの作り方

もともと火山灰だったということは、火山=山があるところにはどこにでもモンモリロナイトができる可能性があるわけです。
ですから世界でもフランス産があったりアメリカワイオミング州であったり、インドのクジャラートなんかが有名です。
日本は地震が多かったり温泉が出たりと、火山国家であるので上質なモンモリロナイトができるのです。
世界と日本のモンモリロナイトについてはこちらもチェック
国産?海外?採れたところで全然違うモンモリロナイト

◆日本だったらおんなじモンモリロナイトなの?

そんなことはありません。もちろん日本以外のモンモリロナイトと比べると同じような傾向にはなりますが、すこしずつ特徴が変わってきます。
それはモンモリロナイトの元である火山が違えば火山灰も違い、モンモリロナイトの特徴も変わってくるという寸法です。
つまり…

なので厳密にいえば山が違えば岩石が違えば、モンモリロナイトの特徴が変わってくるということです。

◆くらべてみようモンモリロナイト!

今回用意したのはKURUMUでも大活躍の群馬産、山形産、新潟産の3種類です。

①色
Aは山形産、Bは群馬産、Cは新潟産のモンモリロナイトです。

ならべてみました。遠目でも色がちがうのがわかりますね。

ズームアップ!

A:山形産です。一番キメも細かいし、色も白いですね。

 

B:群馬産です。Aに比べると少し粗い印象かも。色も少しグレーが強い気がします。

 

C:新潟産。きめの細かさはAとBの間くらい。すこ~し緑が入っているような色です。

 

②お水を抱え込むちからは?
試験管に同じ量お水を入れ、そこにA,B,Cを同じ量入れました。

A:上にとどまったままです。お水に触れている部分のみ湿っています。
B:同じく上にとどまったままです。Aと同じに見えますね。
C:ある程度ダマになると下に落ちていきます。

AとBはお水を抱え込むちからが強く、膨らむのが特徴です。そのため、お水に触れるとたくさん抱え込んで膨らみます。その結果沈むことなく止まってしまいます。

(逆さまにしてもこぼれないほどモンモリロナイトが膨らんでいるのがわかります。)

CはAやBに比べるとお水を抱えるちからが強くないのでダマになって沈んでいきます。

蓋のようになってしまったA,Bはこれ以上混ざらないので振ってみます。外から力を加えてダマにならないように混ぜます。

(モンモリロナイトを入れた直後、振って分散させた後)

このまま数日様子を見ます。

(三日後)

A:嵩が高いです。お水を抱きかかえて膨らむちからが強いことがわかります。
B:これも同じくらい嵩が高いです。
C:底の方に少しだけ積もっています。膨らむちからがそこまでではないことがわかります。

AとBはこの実験ではあまり違いは見られませんね。でも使ってみるとこの2種類でも特徴は違ってきます。その実験はまた次の機会に…

◆KURUMUで使っているモンモリロナイトは?

KURUMUでは今回登場した山形産(A)、群馬産(B)、新潟産(C)の3種類を使っています。例えばあまりドロドロにしたくないときは新潟産(C)を使ったり、洗浄のちからを発揮したいときは山形産(A)を多めに使ったりしています。その商品の種類によって最適なバランスを選んで配合しています。