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コラム

生薬の王と言われる甘草とは?

Update 2018.06.12

生薬の王と言われる甘草とは?

今回は「グリチルリチン酸2K」と言われる原料です。
なんだかカガク物質っぽい響きの「グリチルリチン酸2K」ですが、実は「甘草(カンゾウ)」と呼ばれる植物の根っこや茎が由来のもの。この甘い草(本当に甘いんです)がもたらす機能とは?
甘草から抽出されたグリチルリチン酸2K。では甘草ってどんなもの?今回はそんなお話。

◆甘草とはどんなもの?

甘草はマメ科の多年草植物で、大きさは40~70センチほどになり、大きいものだと1mを超えるものも。6月ごろに花をつけ、7月~8月に実が熟します。おもな産地は中国北部、中央アジア、シベリア、イラン、およびヨーロッパ各地に広がります。
「生薬の王」とも呼ばれる甘草は4000年も前から薬用植物として使用され、ハンムラビ法典に載っていたという話やツタンカーメンのお墓から発見されたなどという逸話がたくさん見つかります。

グリチルリチン酸2Kは甘草の根っこを乾燥させ粉末にしたものを使いますが、実際の植物はこんな感じの紫いろの花を咲かせます。

◆甘草はどんな風に使われるの?

4000年前から使われていたといわれる甘草ですが、甘いことから甘味料、抗炎症効果があることから医薬品や化粧品と、さまざまなところで利用されています。

生薬としての甘草

甘草は「百毒を解す」と言われるとてもポピュラーな生薬で、約7割の漢方に使われているそうです。
抵抗力を高めること、体の緊張状態を緩めること、ストレスの緩和、アレルギーによる皮膚のトラブル緩和などに使われます。また、胃痛、胃痙攣、胃潰瘍、十二指腸潰瘍といった症状にも用いられます。

甘味料として

砂糖の50倍から80倍も甘味があることから甘味料としても利用されています。
西洋では「リコリス」と呼ばれ、「正解一まずいお菓子」としてちょっとだけ有名な「リコリス菓子」があります。
日本でもお菓子の甘味をはじめ、たばこの風味付けやしょうゆにも使われるそうです。

医薬品や医薬部外品、化粧品として

消炎効果があることから湿布薬や、のどの痛みを抑える目的で風邪薬やトローチなどにも入っています。医薬部外品としても医薬部外品原料規格に有効成分として載っています。
化粧品としても抗炎症効果があるため、ニキビができにくいお肌に整えてくれたり、それ以外にもお肌の炎症を抑え肌荒れを防ぐことを期待して配合されています。

◆甘草にはリスクも?

グリチルリチン酸や甘草とネットで検索しているとリスクに関する記事がたくさん出てきます。体内に取り入れる場合は一日当たりの服用量が40㎎を超えてしまうと偽アルドステロン症という症状が出てくる心配があるそうです。

※偽アルドステロン症
副腎皮質(ふくじんひしつ)ステロイドホルモンのひとつ、アルドステロンの分泌が過剰になるために起こる病気です。
手足のだるさ、しびれ、ツッパリ感、筋肉痛などの症状が現れます。

お肌に塗る場合には副作用の心配はあまり考えられません。なぜなら配合量がごく微量で、KURUMUコンフォートクリームを例にとると、配合量はわずか0.1%。お肌に塗る量が大体1~2g程度なのでそれの0.1%だと最大でもたったの0.002gになります。

◆KURUMUでは

KURUMUでは上記に書いてあるコンフォートクリームをはじめ、ウォーターモイストモイスチャーパックに配合されています。配合量はすべてコンフォートクリームと同程度。
特にコンフォートクリームではお肌にハリを与え、たるんだ毛穴を引き締めます。その際、モンモリロナイトが皮膜効果や保湿により引き締めることと同時に、甘草がお肌の荒れを防いでくれるのですべすべで毛穴の目立たない気持ちのよいお肌を導きます。