粘土科学研究所

お気軽にご連絡ください

MONTMORILLONITE LABO モンモリロナイト ラボ おどろきの発見がいっぱい!

コラム

温泉に豊富に含まれるとお肌をすべすべにするメタケイ酸とは?

Update 2018.10.19

温泉に豊富に含まれるとお肌をすべすべにするメタケイ酸とは?

お肌がキレイになるためには…?
といつも考えているKURUMU。

 

古くから日本では温泉に入るとお肌がツルツルになるのは有名です。

その秘密はアルカリ性の温泉であることや、そのほかの温質でしっとりさせたりツルツルにさせたりということがあるようです。

 

温泉の美肌には塩化物泉や炭酸水素塩泉などの泉質には出てこないけれど美肌に関係の深い成分があります。

今回は美肌に欠かせない成分、メタケイ酸とは?そしてモンモリロナイトの関係とは?

そんなお話。

◆アルカリ性なことや泉質によってわかる美肌の湯の特徴は?

メタケイ酸のお話の前に少しだけ、美肌の湯とはどんなものなの?というお話を。

美肌の湯と呼ばれる、入るとお肌がスベスベになる温泉の多くはアルカリ性です。

アルカリ性の温泉に入ると、お肌の皮脂や角質が落ちやすくなり湯あがりはスベスベになります。

 

また、塩化物泉の場合だと乾燥しづらいしっとりとする効果だったり、炭酸水素塩泉はアルカリ性温泉のようにお肌の角質を落としてすべすべになるなど、温泉の性質(泉質)によってお肌にもたらしてくれる効果は違うものの美肌の効果があるようです。

塩化物泉や炭酸水素塩泉は温泉の「泉質」です。この温泉は塩化物泉ですよーと、どんな性質の温泉か謳っている名前です。

しかし「泉質」という項目には出てこない、温泉分析表をよーく見ないとわからない成分で美肌にうれしい成分が。

 

それがメタケイ酸です。

メタケイ酸が入っているかどうかはどこを見ればいいのでしょうか?

◆お肌をすべすべにしてくれるメタケイ酸豊富な温泉とは?

どこの温泉にも掲示してある温泉分析書を見てみましょう。

そして温泉分析書の「非乖離成分」の項目を見てみます。

メタケイ酸の項目があり、○○㎎と書いてあるはずです。

 

そこの数字が50㎎以上であれば温泉として美肌効果が期待できます。

 

さらに100㎎以上であればそれは美人の湯と言えるでしょう。

 

日本の温泉でメタケイ酸が多く含まれる代表的な温泉地は…

大分県にある「湯布院温泉 束ノ間」(公式サイト)です。

泉質は「ナトリウム-塩化物泉」で、pHは8.6とアルカリ性の温泉です。

塩化物泉なので湯上りはしっとりと、アルカリ性温泉なのですべすべにもなります。

それに加えてメタケイ酸の量が温泉1㎏あたりなんと595㎎!

トロトロのまるで美容液のような温泉です。

 

もう一つメタケイ酸が豊富な美肌の湯は宮城県にある鳴子温泉です。

鳴子温泉の泉質は「ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉」です。

pHも8.7とアルカリ性で、塩化物泉に加えお肌にハリを与えてくれる硫酸イオンもたっぷり。

メタケイ酸も湯布院には劣るものの、498.6㎎と豊富に含まれています。

 

アルカリ性の温泉だと湯上りはすべすべでもしばらくすると乾燥が気になります。しかし、メタケイ酸やその他の成分も豊富なので保湿にも優れている温泉と言えますね。

美人の湯、美肌の湯と呼ばれる温泉に多く含まれるメタケイ酸。

ではメタケイ酸とはどんな成分なのでしょうか?

◆温泉に豊富に含まれるとお肌すべすべのメタケイ酸とは?

美肌の湯に多く含まれているメタケイ酸は「ケイ素」に「水素」「酸素」がくっついた化合物のことを言います。

お肌の新陳代謝を促してくれ、健康でツルツルなお肌に導いてくれる美容成分です。

 

ここで一つポイントなのはカルシウムイオンの存在です。

 

豊富なメタケイ酸に加えカルシウムイオンとのバランスがいいと相乗効果が生まれ、さらにツルツルなお肌になるということです。

◆お肌すべすべのメタケイ酸とモンモリロナイトの関係とは?

温泉の美肌要素はアルカリ性であること、泉質によっての美肌の効果があること、そしてメタケイ酸。

KURUMUが主成分としているモンモリロナイトにも泉質でよく出てくる「カルシウム」「マグネシウム」「ナトリウム」のミネラルが含まれています。

そして、メタケイ酸を構成している「ケイ素」。

モンモリロナイトにはケイ素が一番多い割合で含まれています。

 

まだまだ分からないことが多い、モンモリロナイトクレイ。

温泉という新しい切り口からモンモリロナイトを見てみると、成り立ちにも近いものがあり
(→ 温泉、海、ミネラル、モンモリロナイト。複雑に絡み合う関係とは?

成分という意味でも美肌の湯に含まれることが多いミネラルがモンモリロナイトにも含まれていることがわかりました。

 

大地からの恵みという意味で同じ温泉とモンモリロナイト

汚れを「落とす」、うるおいを「届ける」、乾燥から「守る」。
お肌にとってうれしいちからは温泉のちからでもあるかもしれません。

 

モンモリロナイトがたっぷり配合され、美肌に導いてくれるKURUMUシリーズはこちら


参考文献:石井宏子「温泉ビューティ―温泉美容力の活用法」グリーンキャット(2007)