粘土科学研究所

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Update 2020.01.07 Tue

原料

大豆や牛乳、卵などに含まれる自然界に存在する界面活性剤とは?

大豆や牛乳、卵などに含まれる自然界に存在する界面活性剤とは?

KURUMUでは「モンモリロナイトのちからを最大限に生かす」ということを大切に考えて化粧品や歯磨きを作っています。

洗顔料や歯磨き粉はモンモリロナイトの吸着による洗浄力を生かして汚れを落とすことを考えて作られました。
その結果、歯磨き粉では界面活性剤の完全不使用に成功しました。

また、クリームウォッシュでもなるべくお肌にやさしい植物由来の界面活性剤をサポートにちょっと入れるだけでメイクも落とせる洗顔料ができました。

汚れを落とすことができるモンモリロナイト。

お水と油を混ぜることができるモンモリロナイト。

あれ?

汚れを落としたり、乳化をするのは界面活性剤の役割なハズ。
(界面活性剤の働きのついて詳しくはコチラリンク
シャンプーや化粧品で乳化や洗浄をする界面活性剤はどんな成分?)

言い方によってはモンモリロナイトは天然の界面活性剤といえるのでは??

同じように石油などから合成して作る界面活性剤とは異なり、自然界に存在している界面活性剤のようなものがモンモリロナイト以外にもいくつかあります。

ということで今回のお話は

代表的な界面活性剤の動きをするものを3つほどご紹介。

みんなおなじみあの調味料も?

朝に一杯!あの白い飲み物も?

納豆や豆腐の元のあのお豆にも?

そんなお話。

マヨネーズ作りにも活躍「レシチン」


「天然の界面活性剤」と言ったら一番はじめに連想する人もいるのではないでしょうか?
レシチンは大豆や卵黄から抽出される天然の界面活性剤です。

合成の界面活性剤と同じようにお水と油を混ぜることができ、化粧品をはじめさまざまな食品でも利用されています。

化粧品では大豆レシチンはリノール酸、卵黄レシチンはオレイン酸が多く含まれるため、(リノール酸やオレイン酸は非常に酸化しやすい(さびやすい)性質なので)水素を添加した水添レシチンがよくつかわれます。

化粧品以外でも、手作りマヨネーズでお酢とサラダ油を混ぜるときに卵黄を入れると分離しないできれいに混ざるのがレシチンの界面活性剤的な働きのおかげです。

この特徴を生かして、チョコレートやアイスクリームなどにも使われています。

牛乳やお母さんの母乳にも?「カゼイン」


カゼインは牛乳をはじめとする哺乳類の母乳に含まれるたんぱく質です。

母乳にはお水に近い成分と油に近い成分がたくさん含まれています。そのお水と油が分離せずに安定していられるのはカゼインのおかげです。
様々な乳製品に含まれるカゼイン。乳製品アレルギーの方はカゼインが反応している場合があるので注意が必要です。

化粧品ではお水と油を混ぜる乳化に使われますが、カゼインだけだと乳化の効果が高くないため乳化のサポートとして使われることが多いようです。
乳化以外にも保湿効果があるため、「牛乳風呂」に使われたり、化粧品にも乳化より保湿の効果を期待して配合する場合もあります。

天然の石けんになる?「サポニン」


サポニンは大豆や高麗人参など、植物に含まれる苦みやエグみの元になる成分です。

サポニンの「サポ」は「泡立つ」という意味からきており、大豆や小豆を煮るときたくさん出る泡にはサポニンが多く含まれています。

大豆の煮もので使った食器はスルっと油汚れが取れるときがあると思います。それはサポニンの洗浄作用のお影です。

合成洗剤が普及する以前はムクロジやサイカチなど、サポニンを多く含む植物で洗濯することもあったそうです。
サポニンの界面活性作用は細胞膜を破壊する殺菌、抗菌まで及びます。
そのため、多く含まれる植物は毒草として扱われることも。
化粧品としても乳化や洗浄の効果を期待して配合されることもありますが、その効果が強く少し使いづらいようです。

天然の界面活性剤と言える?モンモリロナイト

以上が天然に存在する界面活性剤の代表的なもの3つでした。

3つとも乳化の力が弱かったり逆に殺菌できるほどのちからがあって刺激になってしまったり。

化粧品に使う場合「天然=刺激がなく安全で使いやすい」とは言えないようです。
現状では天然の界面活性剤はあくまでサポートとしての利用にとどまっています。

ではKURUMUで使われているモンモリロナイトはどうでしょうか?


レシチンなどに比べるとモンモリロナイトは界面活性剤というイメージはありません。

しかし汚れを落とすこと・お水と油を混ぜることのちからは界面活性剤に近い働きをしているのかな?と思います。

モンモリロナイトの汚れを落とすちからについて詳しくはこちら

乳化については実験もやりました。

さらにKURUMUではサポートとしての洗浄や乳化のちからではなく、メインのちからとしてモンモリロナイトを配合することに成功しました。

クリームウォッシュでは少量の植物由来の界面活性剤にモンモリロナイトで汚れを落とす洗浄として。
モンモリロナイトと銀と水の歯みがきでは洗浄剤にも関わらず、合成の界面活性剤を完全不使用に。
コンフォートクリームでは乳化効果のある界面活性剤の使用を最小限にとどめ、モンモリロナイトで乳化しています。

あまり知られていないモンモリロナイトの界面活性剤に似た洗浄や乳化のちから。

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