紅茶などに使われるベルガモット精油の香りや肌や心への効能とは?

枕が…と子供に言われるのはお父さんあるあるなのでしょうか?

言われたくない!!!無駄なあがきを続けてまいります。たいらです。

 

さて。

KURUMUの香りはベンゾイン、マンダリンオレンジ、セイロンニッケイ、プチグレン、ベルガモットを調合しています。

サイトなどでこの香りは

「洗い始めに香る、清々しい柑橘の香り。やがてスパイスや樹脂の深い香りが溶け合い、やさしく変化していきます。」

と表現しています。

 

確かに嗅いでみると懐かしいような、新しいような…和のテイストを感じる香りです。

最初は不思議な香りなので「あんまり好きじゃない…」となる方も、2回目3回目に嗅ぐと癖になることが多くあります。

 

前回はとっても溶けにくい樹脂系の精油ベンゾインのお話を動画と共にお送りしました。
→ 樹脂系精油、ベンゾインのお肌や心への効能は?相性のいい精油は?

 

今回はベンゾインに続くKURUMUの香りの1種類「ベルガモット」。

ベルガモットはどんな植物?

ベルガモットの香の特徴や効能は?

お肌への効能や刺激はどう?

そんなお話。

◆ベルガモットの花や果実とは?名前の由来とは?

ベルガモットはミカン科の柑橘系の植物です。

イタリアが原産で北部の小さな町「ベルガモ」で最初に栽培が始まったことが由来と言われていますが、諸説あるそうです。

(もう一つの説は洋ナシ形の果実がなることからトルコ語の「begarmudi」(梨の王)に由来するという説です。)

高さ3~4mほどで、枝に大きなトゲを持つベルガモットは表面がツブツブのへこみがある洋ナシに似た形の柑橘系の果実をつけます。

食べるにはすっぱすぎるため、栽培されたベルガモットのほとんどは薬用や香りづけに利用されます。

 

また、お花はこんな感じ。

 

イタリアなどで栽培されるベルガモット。

すっぱくて食べるのには向いていないようですが、様々なところで香りが楽しまれているようです。

ではそのベルガモットはどんな香りなのでしょうか?

◆シトラス系精油ベルガモットはどんな香り?虫よけに効くの?

柑橘系の中では、すっきりとした香りの中に上品な甘みを感じさせてくれるベルガモット。

甘く明るい香りは「子供の部屋の香り」と呼ばれることも。

また、有名な紅茶の種類「アールグレイ」はベルガモットの香りをつけています。

ベルガモットの香りは虫が嫌いなので虫よけにも利用されます。

 

上品な甘みのある柑橘系の香りのベルガモット、お肌への刺激や効能はどんなものがあるのでしょうか?

◆ベルガモットのお肌への効能は?気になる光毒性は?

ベルガモットには抗菌作用があることから、かつては万能薬として使われていてニキビなどに効果があるとされています。

しかし普段は刺激がなく安心して使える精油ですが、光毒性が強いためお肌につけたまま日光を浴びるとお肌にダメージを与えてしまいます。

そのためKURUMUでは「フロクマリンレス」と言われる光毒性を取り除いた精油をスキンケア商品に配合しています。

◆ベルガモットの心への効能は?

ベルガモットは心を落ち着かせてリラックスさせる効果と、心を明るく元気にしてくれる効能の両方を併せ持っているのが特徴です。

気分が落ち込んだ時や気分が高揚して落ち着かせたい時、いきなりテンションを上げ下げするのではなくユックリとフラットな状態に持っていく時におすすめの香りです。

◆精油のブレンドから、化粧品の製造まですべてを手作業で

KURUMUではベルガモットをはじめ、ベンゾイン、セイロンニッケイ、プチグレン、マンダリンオレンジを調合しています。

KURUMUではそれを1種類1種類手作業で加えブレンドしていきます。

それは精油だけではなく、KURUMUを作る際はすべての商品で。

手作業で一つ一つ原料を量って混ぜてを繰り返して商品が出来上がっています。

 

なぜ機械化しないかというと、モンモリロナイトや精油といった自然由来のものはロットやその日の温度や湿度などで表情を変えてしまいます。

 

その日の表情によって少しだけ混ぜる時間や強さなどを変えるためには手作りで製造することが必須

 

「手の届く範囲をていねいに」そう思って毎日作っているKURUMUのスキンケア。

今回ご紹介したベルガモットはスキンケアシリーズすべてで香りを楽しんでいただけます。

KURUMUスキンケアシリーズ詳しくはこちら

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