化粧品の成分表示に書かれている水はどのように作られている?

お水が硬いとお腹が緩くなるなる~と聞きますが、普通の水でも冷えているとお腹が緩くなります。

胃腸が弱いです。

たいらです。

さて。

薬局とかで売っている「精製水」。
手作りコスメには精製水とグリセリンと○○で作れる!なんてレシピが載っているサイトもたくさんあります。

そしてスキンケア商品に使われているものにも容器の裏には「水」と書いてありますが、もちろん水道水ではアリマセン。
こちらも精製水です。

というワケで今回のお話は「水」。

精製水ってどんなもの?

それ以外にあるお水の種類って?

実際にKURUMUで使われている「水」はどうやって作っているの?

そんなお話。

不純物が含まれている水道水はなぜ化粧品に向かない?

化粧品などでよく使われる精製水とはどんなものでしょうか?

もし普通の水道水を化粧品などで使おうとすると水道水にはたくさんの不純物が入っています。

その量は50mプールに例えるとドラム缶数本分に相当するほど。
水道水で化粧品を作ろうとすると不純物が邪魔をしてしまったり、地域によって不純物の内容が違ったりと安定した商品を作ることが出来ません。

そこで不純物を取り除いた精製水で化粧品を作ると安定した商品が出来上がります。

では化粧品製造に適した精製水とはどんな風に作られるのでしょうか?

化粧品に使われる精製水はどのようにして作られる?

水道水に含まれる不純物を取り除いて精製水にするためにKURUMUでは3つの機械にお水を通しています。

一つ目が紫外線殺菌です。


紫外線のライトに当てることによって水道水にいる菌をやっつけます。

そこを通った後に…

水道水に含まれている鉄やニッケル、カルシウムなどの金属イオンをこの機械に入っている樹脂を通すことによって取り除きます。
このフィルターを通したお水はイオン交換水とも呼ばれています。


最後にとっても細かい目のフィルターに通して出来上がり!

精製水!

ちなみに精製水は不純物をできるだけ取り除いたお水なのでおいしそうなイメージがあるかもしれませんがおいしくありません!
東京都水道局で定義しているおいしい水というのがコレ。
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/suigen/topic/17.html

イオン交換で除去したミネラルがおいしいと感じ、塩素が多く入っているとまずく感じるようです。

精製水は塩素も除去していますが、ミネラル(イオン類)も除去しているのでおいしく感じません。

化粧品に使われる精製水のまとめ

化粧品の裏面を見てみると大体の商品の一番最初に一文字書かれている「水」。

たった一文字で、私たちのとっても身近にある水ですが、いろいろな種類がありいろいろな製法でできているんですね。

化粧品の製造で求められるのはほとんど余計なものが入っていない純粋なお水。
私たちがコンビニで購入したり、山で飲むきれいな水とは全く違う、安定した商品を作るためのお水です。

KURUMUでも上記のような工程を経て、精製水を作りそこにモンモリロナイトを入れて商品をつくっています。

精製水と水道水を比べると精製水の方がモンモリロナイトがお水を抱きかかえやすいという特徴も。

私たちが目指す柔らか肌の第一歩。お水のお話でした。

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