粘土科学研究所

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Update 2019.06.03 Mon

粘土のこと

クレイパックで使われる国産モンモリロナイトの産地による違いとは?

クレイパックで使われる国産モンモリロナイトの産地による違いとは?

駅伝大会に出ました。ランニングシューズを忘れました。靴を借りました。足が痛くなって泣きました。

たいらです。

さて。

KURUMUがスキンケアにぴったりと信じて使っている素材、モンモリロナイト。スキンケアでは汚れを落としたり、うるおいを届けたり、乾燥からまもってくれたりなどなど。お肌によいちからがたくさんあります。

元々は火山灰からできていて~こんな条件がそろうとモンモリロナイトができますよ~なんてお話もここでしました。
天然のクレイモンモリロナイトの不思議な特性はどうやってできた?

もともと火山灰だったということは、火山=山があるところにはどこにでもモンモリロナイトができる可能性があるわけです。
ですから世界でもフランス産があったりアメリカワイオミング州であったり、インドのクジャラートなんかが有名です。
日本は地震が多かったり温泉が出たりと、火山国家であるので上質なモンモリロナイトができるのです。

世界と日本のモンモリロナイトについてはこちらもチェック→
国産とヨーロッパ産のモンモリロナイトの産地による違いを実験した結果とは?

ということで今回は

国産モンモリロナイトの産地による違いのお話。

同じ国産のモンモリロナイトでも違いはあるの?

その違いはなぜ起こる?

ホントに違うの?実験をしてみた結果は?

そんなお話。

国産のモンモリロナイトはどこから採れても特徴は一緒?

モンモリロナイトは火山灰が元。それがいろいろな条件を経てモンモリロナイトになります。

火山灰が変化したとなれば火山大国である日本ではたくさんの場所でモンモリロナイトが採掘されます。
では日本のどこで採れてもモンモリロナイトの特徴は同じなのでしょうか?

そんなことはありません。もちろん日本以外のモンモリロナイトと比べると同じような傾向にはなりますが、すこしずつ特徴が変わってきます。

それはモンモリロナイトの元である火山が違えば火山灰も違い、モンモリロナイトの特徴も変わってくるという寸法です。
つまり…

なので厳密にいえば山が違えば岩石が違えば、モンモリロナイトの特徴が変わってくるということです。
では同じ国産のモンモリロナイトでも産地による違いはどのくらいあるのでしょうか?

山形産、群馬産、新潟産のモンモリロナイトの特徴を比べた実験

今回用意したのはKURUMUでも大活躍の群馬産、山形産、新潟産の3種類です。

それを①色カタチ、②お水を抱え込むちからで比べてみました。

①色
Aは山形産、Bは群馬産、Cは新潟産のモンモリロナイトです。

ならべてみました。遠目でも色がちがうのがわかりますね。

ズームアップ!

A:山形産です。一番キメも細かいし、色も白いですね。

B:群馬産です。Aに比べると少し粗い印象かも。色も少しグレーが強い気がします。

C:新潟産。きめの細かさはAとBの間くらい。すこ~し緑が入っているような色です。

②お水を抱え込むちからは?
試験管に同じ量お水を入れ、そこにA,B,Cを同じ量入れました。

A:上にとどまったままです。お水に触れている部分のみ湿っています。
B:同じく上にとどまったままです。Aと同じに見えますね。
C:ある程度ダマになると下に落ちていきます。

AとBはお水を抱え込むちからが強く、膨らむのが特徴です。そのため、お水に触れるとたくさん抱え込んで膨らみます。その結果沈むことなく止まってしまいます。

(逆さまにしてもこぼれないほどモンモリロナイトが膨らんでいるのがわかります。)

CはAやBに比べるとお水を抱えるちからが強くないのでダマになって沈んでいきます。

蓋のようになってしまったA,Bはこれ以上混ざらないので振ってみます。外から力を加えてダマにならないように混ぜます。

(モンモリロナイトを入れた直後、振って分散させた後)

このまま数日様子を見ます。

(三日後)

A:嵩が高いです。お水を抱きかかえて膨らむちからが強いことがわかります。
B:これも同じくらい嵩が高いです。
C:底の方に少しだけ積もっています。膨らむちからがそこまでではないことがわかります。

AとBはこの実験ではあまり違いは見られませんね。でも使ってみるとこの2種類でも特徴は違ってきます。その実験はまた次の機会に…

少しずつ特徴の違う国産モンモリロナイトをスキンケアで生かすには?

KURUMUは「モンモリロナイトの特徴を最大限」をテーマにスキンケア商品を製造して皆様にご紹介しています。

そのためには特徴の違うモンモリロナイトを使い分けることが大切。

KURUMUでは今回登場した山形産(A)、群馬産(B)、新潟産(C)の3種類を使っています。
例えばあまりドロドロにしたくないときは新潟産(C)を使ったり、洗浄のちからを発揮したいときは山形産(A)を多めに使ったりしています。その商品の種類によって最適なバランスを選んで配合しています。

その結果モンモリロナイトは毛穴の奥までしっかりと黒ずみや汚れを落としてお肌をワントーン明るく、ガサガサと固く乾燥してしまったお肌をぷるんと柔らかく、バリア機能が弱りうるおいが逃げてしまうお肌の乾燥からまもってくれます。

KURUMUが目指す、まるであかちゃんのような柔らか肌。モンモリロナイトを最大限に生かしたKURUMUスキンケアシリーズ。詳しくはこちら。

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