クレイパックに使われる沖縄産のクチャとは?お肌への効果とは?

脂身多めの高い肉に続き、とんこつラーメンでもお腹が痛くなることが昨日発覚しました。
ゆくゆくは精進料理しか食べられなくなるのでしょう。
たいらです。

さて。

KURUMUではそのちからを生かすために!どの商品にも配合しているモンモリロナイト。様々なちからがあって、お肌にうれしいちからもたくさんあります。

そのモンモリロナイトは粘土鉱物というカテゴリーに入る、言っちゃえば石です。とっても細かい石。
もちろんモンモリロナイトは粘土鉱物ですが、他にもたくさん種類があります。
いろんな種類があって

カオリン
クレイパックで黒ずみクレンジングに使われるカオリンとは?

ガスール
ニキビパックや手作りコスメに使われるガスールクレイの効果とは?

これらはよく化粧品に使われています。

という訳で今回は

粘土の一種である「クチャ」のお話。

クチャってどんな粘土?

触ってみるとどんな感じ?

お肌の働きとは?

モンモリロナイトとの違いはどんなところ?

そんなお話。

クレイパックに使われるクチャの特徴や利用法とは?

クチャは沖縄が琉球王朝の時代から髪洗い粉や泥パックとして「女性たちの美容を作ってきた」といっても過言ではないクレイです。現在でも沖縄ではシャンプーの代用品として使用されていて、地元の市場でもリーズナブルな価格で販売されているそうです。

クチャは太古の泥が有機物などを含み、沖縄の海に堆積したあと、地殻変動によって地上に出てきたことによってできた粘土鉱物です。
有機物を含んでいたり、海底に沈んでいたことにより炭酸Caやケイ素などのミネラルが豊富なのも特徴です。

化粧品の裏面に「マリンシルト」や「琉球泥灰岩」などと表示されているクチャはクレイブームの昨今いろいろなスキンケア商品に使われています。

沖縄伝統の美容方法であるクチャ。実際に触ってみましょう

クレイパックに使われるクチャを実際に触るとどんな感じ?

マイカやスメクタイト、カオリナイトなどと一緒にモンモリロナイトも含む混合物です。

大きさは平均すると7マイクロメートルくらい。
(ちなみにモンモリロナイトは0.4マイクロメートルくらいでちょっと小さいです。)

お水に混ぜてみると…

(動画)

入れるとすぐに沈んでいきます。

スターラー(混ぜる機械)を使うとすぐに混ざっていきます。
モンモリロナイトに比べるとお水を抱きかかえる能力はあんまりなさそうです。

お肌に塗ってみるとシャバシャバな感じ。

モンモリロナイトの場合はお水の上にダマダマで浮いたまま。

スターラーで5分混ぜてもダマダマが残っています。
何分経っても沈殿はしません。

お肌に塗るとクリーム状に。

このことでわかるのは保水力の違いです。

クチャはどうしても保水力が弱いので、お肌にパックとして塗ってしばらく経つと乾いてきてしまってひび割れてきます。乾いたクチャはうるおいを求めだして空気中の水分やお肌の水分を吸い取ってしまいお肌が乾くことも….。

乾燥肌にクレイパックが向かないと言われている理由はこんなところにあります。
クチャはお肌をうるおすちからはないようですが、お肌にどんな働きをもたらしてくれるのでしょうか?

クチャのお肌への効果とは?モンモリロナイトとの違いとは?

クチャの特徴はマイナスイオンを帯び、非常に細かいこと。
そのおかげでお肌の汚れをどんどん吸着して落としてくれます。

お肌にうれしくない汚れはマイナスイオンを帯びているので磁石のように吸着し、お肌に優しく汚れを落としてくれます。そのちからを利用して洗顔料やシャンプーなどに利用されたり、粉末状がそのままで販売されて、クレイパックに使われています。

モンモリロナイトに比べると混ぜやすいのでお家で自作するパックにはぴったり。
毛穴の奥までディープクレンジングして黒ずみまですっきりとしてくれます。手軽にお家で本格パックにおすすめのクチャです。

対するモンモリロナイトは保水のちからが強く、ダマダマになりがちなので自作のパックには向いていません。専用の機械で攪拌をしないときれいなクリーム状するのは非常に難しいのが難点。

攪拌が難しいモンモリロナイトをきれいなクリーム状に攪拌し、色々な美容成分やオイルなどを配合、モンモリロナイトのちからを最大限に発揮するように作られたKURUMUモイスチャーマスクです。

モイスチャーマスクの使い方やほかのクレイとの違いについて詳しくはこちらから

クチャとは違う使い心地ですが、モンモリロナイトのパックも毛穴の奥までディープクレンジング。洗い上がりはパッとワントーン明るいお肌へ。また、うるおいをたくさん保ったままお肌へ届けてくれるので柔らかお肌へと導いてくれます。

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