モンモリロナイトの特徴の1つ、
それはマイナスイオンを帯びているということ。
そのため、プラスイオンを帯びた汚れを磁石のように
吸い込んできれいにしてくれるのです。
また、モンモリロナイトは界面活性剤と違って
泡を立てずに汚れを抱え込み、落としてくれます。
それは、薄いトランプを何枚も重ねたような
特殊な構造(トランプ構造)のおかげです。
モンモリロナイトは、
汚れをきれいに落とすだけではなく、
汚れの代わりにうるおいを
たっぷり肌に残してくれます。
モンモリロナイトには、
ヒアルロン酸やコラーゲンといった
保湿成分を層の間に吸着する特徴もあります。
この特徴によって肌にしっかりと
うるおいを届けることができるのです。
モンモリロナイトには
優しく包む効果もあるのです。
肌にはうるおいが残るように
包みこみ、乾燥からも守ってくれます。
モンモリロナイトの、肌に届いたうるおい成分を逃がさずに
閉じ込める力のおかげです。それを可能にするのが、
モンモリロナイトの「被膜作用」です。
モンモリロナイトを配合した液体を肌に塗布すると、
モンモリロナイトが肌の表面にごく薄い膜を作ります。
この膜が肌を包むバリアのような役目を果たし、
配合された保湿成分を逃がすことなく肌に留めてくれます。
はるかむかし6500万年ほど前、
恐竜たちの時代。
地球では、火山の噴火が
活発に繰り返されていました。
そして火山の噴火によって、沢山の火山灰が
大地に降り積もりました。
降り積もった火山灰は、土壌の隆起をくり返し、
海底に沈み、海水のミネラルと
長い間ふれ合いました。
豊富な海のミネラルに
ゆっくりと育まれて
モンモリロナイトが生まれました。
直径はわずか1ナノメートル×100ナノメートル。
モンモリロナイトは6500万年という
気の遠くなるような長い時間と
さまざまな環境条件が整って生成された、
稀少な粘土なのです。
モンモリロナイトは、鉱物にもかかわらず水をたくさん含んで
膨らむというユニークな特徴を持っています。
昔から人々はこの特徴を活かし、モンモリロナイトを
さまざまな用途に使ってきました。
クレオパトラが化粧品としてモンモリロナイトを使っていた、
という伝承もあります。羊毛を洗う洗剤、ぶどう酒を濾す濾材、
鋳物の型、土壌改良に使われています。
胃薬の成分として用いられることもあります。
モンモリロナイトは今もさまざまな場面で使われ、
親しまれています。
モンモリロナイトの良さが
本能でわかるのでしょうか。
オウムのモリロー君や猿、ゾウ、鹿などの
動物たちもむかしからモンモリロナイトを
食べて元気いっぱいです!
クレオパトラが美容で使っていたり、
動物たちが健康のために食べていたり。
モンモリロナイトには不思議なちからが
秘められているのです。
そんな、モンモリロナイトの特徴を生かして作られているのが
KURUMUの商品なのです。
モンモリロナイトを50年以上に渡り研究し続けてきた粘土科学研究所から生まれたKURUMUは、
その研究成果を活かしたさまざまな製品を開発しています。
たとえば化粧品なら、汚れを吸着して落とし、イオン交換により成分を
肌に届け、被膜効果によって肌を優しく守る。
モンモリロナイトが持つちからを存分に発揮させることにより、
すぐれた製品をつくることができるのです。