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コラム

国産?海外?採れたところで全然違うモンモリロナイト

Update 2018.04.27

国産?海外?採れたところで全然違うモンモリロナイト

私たちがお肌のケアにぴったりと信じて使っているモンモリロナイト。一口にモンモリロナイトと言っても世界中の火山がある場所で採れます。特にヨーロッパ産のモンモリロナイトは有名です。(モンモリロナイトの由来はフランスにある「モンモリロン地方」から来ています。)

今回は外国産のモンモリロナイトと山形産のモンモリロナイト。2種類の特徴を見比べてみましょう。

◆モンモリロナイトにも種類があった

大きく分けてモンモリロナイトはカルシウム型・ナトリウム型・マグネシウム型の3種類に分かれます。その中でもヨーロッパを中心によくみられるCa(カルシウム)型モンモリロナイトと、KURUMUが使っているNa(ナトリウム)型モンモリロナイトを比べてみたいと思います。

◆【実験】どのくらい水を抱えるのか?

まず同じ量のCaモンモリロナイト、Naモンモリロナイトを用意します。

これに同量のお水を入れます。

入れた直後です。すでに違いが見えますね。

 

こちらはお水を入れてしばらくたった状態。

Caの方は膨潤し切った状態で、水が余ってしまっています。対するNaはまだ膨潤する余力が残っていて、乾いているところまであります。

同じモンモリロナイトでもこれだけ違いが出るんですねぇ。

これは水を抱え込むちからにすごく違いがあるということです。

◆Na型、Ca型の特徴は?

Na型はお水を含むとどんどん膨らんで、モンモリロナイト1gになんとテニスコート3面分も。これだけお水を抱えたままお肌にとどまってくれるのでお肌にうるおいを与えてくれます。

ただ、たくさんお水を含むとダマダマで固くなってしまい、均等に混ぜるのがなかなか大変です。ですから手作りコスメで粘土を使う場合はお水を入れてもサラサラで混ぜやすいCa型のモンモリロナイトが向いていると思います。

◆なんで同じモンモリロナイトでもこれだけ違いが出るの?

なぜこれだけ違いがでるかというと、話は数千年前までさかのぼります。

前にお話ししましたが、モンモリロナイトは火山灰でした。火山灰はその火山の土壌によって様々な成分が含まれています。

ですから産地によって全くといっていいほど特徴が変わります。ヨーロッパにCa系のモンモリロナイトが多いのはあちらの土壌はカルシウムが多く含まれているからなんですね。

ヨーロッパの水が硬いのはカルシウムやマグネシウムが多く含まれているという事実からも、モンモリロナイトにカルシウムが多く含まれる理由がちらっと垣間見えます。

◆KURUMUで使っているモンモリロナイトは?

良いところ、悪いところがある国産のモンモリロナイトと外国産のモンモリロナイト。KURUMUが注目したのは国産モンモリロナイトの水を抱え込むちからです。ふつうはダマダマになって混ぜづらく敬遠されることも。しかもKURUMUの場合かなり多く配合しますから、きれいなクリーム状にするのはちょっと難しいのです。

しかしていねいに混ぜること、ちょっとしたコツがあるときれ~いなクリーム状のものが出来上がります。このモンモリロナイトクリームは吸着により汚れを落とすことと、しっとりとした保湿感の両方が味わえます。

たっぷりの国産モンモリロナイトにちょっとしたコツがギュッと詰まったKURUMUシリーズ。おすすめはクリームウォッシュですよ!