粘土科学研究所

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Update 2019.05.29 Wed

粘土のこと

国産とヨーロッパ産のモンモリロナイトの産地による違いを実験した結果とは?

国産とヨーロッパ産のモンモリロナイトの産地による違いを実験した結果とは?

ウチを歩くと7割の確率で足の裏にご飯粒が付きます。

1,3,6歳の三児の父です。快適に家を歩けるようになった時さみしくなるのでしょうか?

たいらです。

さて。

私たちがお肌のケアにぴったりと信じて使っているモンモリロナイト。

お肌の汚れをおとしたり、お肌にうるおいをとどけたり、乾燥からまもってくれたり。お肌にうれしいちからがたくさんなモンモリロナイト。

一口にモンモリロナイトと言っても世界あらゆる場所で採れます。というのもモンモリロナイトは元々火山灰で、それがいろいろな条件を経ることによって出来上がるから。

モンモリロナイトのできるまで詳しくはコチラ

天然のクレイモンモリロナイトの不思議な特性はどうやってできた?

モンモリロナイトは産地の中でも特にヨーロッパ産は有名です。(モンモリロナイトの由来はフランスにある「モンモリロン地方」から来ているほど)

ということで今回は外国産のモンモリロナイトと山形産のモンモリロナイトのお話。

国産とヨーロッパ産のモンモリロナイトの特徴の違いとは?

お水を抱え込むちからの実験の結果とは?

なんで特徴に違いができるの?

そんなお話。

モンモリロナイトでも産地によって変わるモンモリロナイトの種類とは?

国産とヨーロッパ産のモンモリロナイトは詳しく見てみると同じモンモリロナイトでも種類が少し違うことがわかります。

その種類とは大きく分けてカルシウム型・ナトリウム型・マグネシウム型の3種類。

ヨーロッパを中心によくみられるCa(カルシウム)型モンモリロナイトと、KURUMUが使っている国産のモンモリロナイトがNa(ナトリウム)型です。

この2種類がどのくらいお水を抱えるのかを比べてみました。

【実験】産地で違う種類のモンモリロナイトの保水力を比べてみた結果とは?

クレイでスキンケア商品を作る上で大切なことはお水を抱えるちから(保水力)。
なぜならたくさんお水を抱えられればお水に溶けるような汚れまでどんどん吸着できます。また、保湿系のローションやクリームなどに配合する場合、お水や保湿成分をたくさん抱えられればその分お肌にうるおいを届けることが出来ます。

大切な要素である保水力。Naモンモリロナイト(国産)とCaモンモリロナイト(ヨーロッパ産)で比べてみましょう。

まず同じ量のCaモンモリロナイト、Naモンモリロナイトを用意します。
これに同量のお水を入れます。
入れた直後です。すでに違いが見えますね。

こちらはお水を入れてしばらくたった状態。

Caの方は膨潤し切った状態で、水が余ってしまっています。対するNaはまだ膨潤する余力が残っていて、乾いているところまであります。

同じモンモリロナイトでもこれだけ違いが出るんですねぇ。
これは水を抱え込むちからにすごく違いがあるということです。

保水力に違いがあるNa型とCa型のモンモリロナイトの特徴の違いとは?

実験により保水力に大きな差があることが分かった国産とヨーロッパ産のモンモリロナイト。

お水を混ぜると国産Na型のモンモリロナイトではどんなことが起こっているのでしょうか?

Na型はお水を含むとどんどん膨らんで、モンモリロナイト1gになんとテニスコート3面分も。これだけお水を抱えたままお肌にとどまってくれるのでお肌にうるおいを与えてくれます。

ただ、たくさんお水を含むとダマダマで固くなってしまい、均等に混ぜるのがなかなか大変です。ですから手作りコスメで粘土を使う場合はお水を入れてもサラサラで混ぜやすいCa型のモンモリロナイトが向いています。

国産とヨーロッパ産でモンモリロナイトの種類の違いが出る理由とは?

保水力に大きな違いが出るヨーロッパ産のCa型モンモリロナイトと国産のNa型モンモリロナイト。なぜこれだけ違いがでるかというと、話は数千年前までさかのぼります。

モンモリロナイトはもともと火山灰でした。火山灰はその火山の土壌によって様々な成分が含まれています。

ですから産地によって全くといっていいほど特徴が変わります。ヨーロッパにCa系のモンモリロナイトが多いのはあちらの土壌はカルシウムが多く含まれているからなんですね。

ヨーロッパの水が硬いのはカルシウムやマグネシウムが多く含まれているという事実からも、モンモリロナイトにカルシウムが多く含まれる理由がちらっと垣間見えます。

国産のモンモリロナイトにこだわってスキンケア商品を作る理由とは?

保水力は抜群な反面ダマダマになりやすく加工が大変な国産のNa型モンモリロナイトと、保水のちからはそこまで強くないですがお家でも簡単に混ぜられるヨーロッパ産のCa型モンモリロナイト。
良いところ、悪いところどちらもある国産のモンモリロナイトと外国産のモンモリロナイト。

KURUMUが注目したのは国産モンモリロナイトの水を抱え込むちからです。
ふつうはダマダマになって混ぜづらく敬遠されることもあります。しかもKURUMUの場合かなり多く配合しますから、きれいなクリーム状にするのはちょっと難しいのです。

しかしていねいに混ぜること、ちょっとしたコツがあるときれ~いなクリーム状のものが出来上がります。このモンモリロナイトクリームは吸着により汚れを落とすことと、しっとりとした保湿感の両方が味わえます。

たっぷりの国産モンモリロナイトにちょっとしたコツがギュッと詰まったKURUMUシリーズ。

その中でもクリームウォッシュは洗顔の後毛穴の奥までしっかりと洗浄することが出来ます。

また、うるおいまで届けてくれるので洗顔をし終わったお顔は「ワントーン明るくなった!」というお声をいただくこともめずらしくありません。

毛穴の奥までしっかりと汚れを落とし、うるおいまで残してくれることにより、KURUMUが目指す柔らか肌へ。
KURUMUクリームウォッシュおすすめです。

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