今回のテーマはマニアックです。
読み飛ばし可です。
でも頑張って書いたので読んでほしい気持ちもあります。
たいらです。
さて。
KURUMUでどの種類の商品でも主役として配合している成分モンモリロナイト。
色々なちからがあって、汚れをおとすこと、うるおいをとどけること、乾燥から守ってくれること。などなど。
そのちからをもたらしてくれる秘密がモンモリロナイトの形にあります。
ということで今回のテーマは変身するモンモリロナイト。
モンモリロナイトが持っているトランプ構造とはどんなもの?
お水を加えると変身?
変身したモンモリロナイトでお肌にどんな働きが?
そんなお話。
モンモリロナイトが持っているトランプ構造とはどんなもの?
モンモリロナイトは火山灰がとっても長い間海の水にさらされ、圧力や熱などの条件によって出来上がります。
その期間はなんと6500万年前ともいわれるほどの長い時間。
その間にモンモリロナイトはこんな特殊な形になります。
層状になっているのが見えるでしょうか?
モンモリロナイトは厚さが2ナノメートルで長さが200ナノメートルくらい。例えてるならば毛穴の大きさの400分の1くらいの小ささ。
その板状のモンモリロナイトがたくさん重なって層状になっていることから「トランプ構造」と呼ばれています。
ではこのトランプ構造はお水を加えるとどんな動きをするのでしょうか?
モンモリロナイトに水を加えるとできるカードハウス構造とは?
何も加えていない状態のモンモリロナイトは「トランプ構造」とよばれ、層状に重なっています。
ここにお水を加えるとどんなことが起こるのでしょうか?
トランプ構造のモンモリロナイトにお水を加えていきます。
まず層状の間にお水の分子が入り込みモンモリロナイトが膨潤します。
しばらくするとトランプがバラバラになり電気を帯びます。
面積の広い部分がマイナス、厚さが2ナノほどの場所が+です。
バラバラになったトランプ一枚一枚のモンモリロナイトはお互いにそれぞれ+と-が引きあうことにより、変身!「カードハウス構造」というカタチになります。
お水をいれることによって「テニスコート3面分にも膨らむ」とよくここでは表現していますが、とってもズームするとこんな感じになって膨らんでいるんですね。
トランプからカードへ変身を遂げたモンモリロナイト。
この変身がもたらすお肌への働きとはどんなものがあるのでしょう?
トランプ構造やカードハウス構造がお肌にもたらしてくれる働きとは?
お水を加えることにより電気を帯びカードハウス構造に変身を遂げたモンモリロナイト。
まず、お水が入り電気を帯びることにより+の電気を帯びている汚れを、まるで磁石のようにくるみ込むことが出来るようになります。
古い角質やほこりなど+に帯電しているものをどんどんと吸着してくれます。
しかし、皮脂汚れやメイクなどの油性の汚れは電気を持っていないので磁石のようにくるみ取ることができないのです。
そこで大切なのはお水を加えることで変身したカードハウス構造です。
カードハウス構造になることによってできたすき間に油性の汚れが吸い込まれるように入っていき、汚れを落とすというイメージです。
モンモリロナイトには電気を帯びること、カードハウスになることによってすき間に入ること。その2種類の汚れの落とし方により、古くなった角質やほこりから、余分な皮脂のような油性の汚れまで様々な種類のお肌には不要なものをくるみとって落としてくれます。
普段はモンモリロナイトには「吸着」というちからがあって、様々な汚れをくるみこんで落としてくれますよ~というお話をしていましたが、こんな動きをしていたというお話でした。
モンモリロナイトの洗浄力を最大限に生かし、天然のクレイのため少しだけ足りない部分は植物由来のやさしい界面活性剤を配合(少しだけ泡が立つのはそのためです。)
2種類の独特の汚れの落とし方で余分な皮脂や古くなった角質はもちろん、メイク汚れまで落とすKURUMUクリームウォッシュ。
KURUMUが目指す柔らか肌には余分な皮脂も古くなった角質も、寝る前に残っているメイクも大敵です。
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