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コラム

こんなところにモンモリロナイト~工業編~

Update 2018.06.13

こんなところにモンモリロナイト~工業編~

お肌の汚れを落とし、うるおいを届け、乾燥から守ってくれるモンモリロナイト。KURUMUではその特徴を利用して、洗顔料はもちろんのことローションやクリーム、パックなどにたっぷり配合しています。

モンモリロナイトは化粧品以外にもたっくさんの使い道があります。用途がとってもたくさんあることから「サウザンユウセス(thousand uses)」とも言われます。今回はそんな中からほんの一部、今でも工業用として使われる利用法をいくつか紹介していきます。

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◆やせた土を豊かに。土壌改良剤

実は化粧品の分野よりも研究されているのではないか?と思うのがこの土壌で使われるモンモリロナイトです。

モンモリロナイトはたくさんのお水を抱きかかえてくれます。乾燥してしまった土にうるおいを与える役目を果たします。また様々なものを抱きかかえる特徴もあるモンモリロナイト。その特徴を利用し肥料の成分をたくさん抱きかかえて、「イオン交換」というもう一つの特徴で土に栄養をとどけてくれます。
その結果、非常にゆたかな土になるというわけです。普段食べているおいしい農作物はモンモリロナイトのおかげでもあるんですね。

◆モンモリロナイトの利用法一位。鋳型

鋳型とはドロドロに溶かした金属を入れる型のことです。この型を使って自動車や建設機械などの金属製品を作っています。

土と水を混ぜてすごい圧力で圧縮することによってこの型を作ります。その時土に粘り気がないとカタチになりません。その粘り気を出すために使われるのがモンモリロナイトです。世界で消費されているモンモリロナイトのうち70%はこの鋳型に使われているそう!!

◆地中の水を止める。止水壁

大きな建築物を作る際、まずはボーリングといって杭を地中奥深くまで打ち込みます。その際ある程度の深さまで掘り進んでいくと水がたくさんでてしまうことがあります。ポンプを使ってその水を吸い上げるのですが、地層の状態によりあとからあとから水が染み出してきて困ってしまうことがあります。そんな時にもモンモリロナイトの出番です。

杭を打つ周囲に止水壁としてモンモリロナイトの壁を作ります。その内側に杭を打つとモンモリロナイトが染み出てくる水を抱きかかえて止めてくれます。
その結果安全に建物が建てられるそうです。

◆ビニールよりもモンモリロナイト?廃棄物処理の漏水防止

廃棄物を処理するとき、ゴムや塩化ビニールのシートなどが使われていました。しかし、廃棄物から漏れた水が土壌に染み込んだり、海にまで流出してしまったりといった問題が少なくありません。それは劣化したビニールが破れてしまい、汚染されたお水が漏れてしまうということもあります。そこでシートを2重にするなどの対策が取られました。その対策の一つがモンモリロナイトです。二枚のシートの間にモンモリロナイトをはさみます。もしシートが破れたとしても、モンモリロナイトがお水を抱きかかえて膨らんで漏水を防ぎます。

 

今回は工業用に利用されているモンモリロナイトのお話でした。生活しているとなかなかなじみのない利用法ですが、おいしい野菜や、少し遠いですが車の金属製品など、こんなところでも活躍しているのでした。また、化粧品と違って使う量が桁違いに多いので、「モンモリロナイトの利用法は?」と言われると今回のお話の方が合っているのかもしれません。
ですが、モンモリロナイトのちからを十分に発揮するという意味では化粧品も立派な利用法です。
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