粘土科学研究所

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Update 2019.11.06 Wed

原料

シャンプーや化粧品で乳化や洗浄をする界面活性剤はどんな成分?

シャンプーや化粧品で乳化や洗浄をする界面活性剤はどんな成分?

今日のテーマは「界面活性剤」。

このフレーズを聞くとなんとなく悪そうなイメージを持つ方もいるかと思います。
お肌に刺激があることや環境に害があるなど何かと悪者にされがち。

実はこの界面活性剤。日常生活にはなくてはならないもので、私たちの生活を支えてくれていることも事実。

では界面活性剤ってどんなもの?

モンモリロナイトとの関係は?

そんなお話。

シャンプーなど乳化や洗浄をする界面活性剤のコトバの意味は?

「界面活性剤」。このワードをバラバラにしてみます。
「界面」「活性」「剤」の3つに分かれます。ひとつひとつ意味を見てみましょう。

「界面」

界面とは仲の悪い「もの」と仲の悪い「もの」の境界線です。仲の悪いものを混ぜようとすると仲が悪いので混ざりません。仲の良いもの同士で集まろうとします。
その結果、ドレッシングのように分離します。その時、分かれた境目が「界面」と言われます。

「活性」

 

機能が高く、反応が活発であること。物質の原子・分子が高エネルギー状態で、化学反応などが起こりやすいこと。

出典:デジタル大辞泉

 

つまり、活動が活発になっているということですね。ちょっとわかりにくいですが、なにかが起こりそうになっている感じです。

界面活性剤ではお水と油の境目が緊張状態で動かなかったところが動きそうになる。つまり「緊張状態を和らげる」ということが起こります。

「剤」

薬など○○剤という言葉に使われます。錠剤や下剤などなどお薬のような意味ですね。

つまり、「仲の悪いもの同士の境目の緊張状態を和らげる」剤ということです。この名前だと長くなっちゃいますね…これをムズカシく略すと「界面活性剤」となるのです。

その界面活性剤、私たちの生活に密着してお水と油の界面の緊張状態を和らげる時に使われます。
お水と油の緊張状態?その時界面活性剤はどんな働きをしているのでしょうか?

水や油など界面活性剤が作用する場所とは?

水と油」ということわざがあります。仲が悪く、決して仲良くできない人達のたとえとしてよく使われますよね。
文字通り、実際にお水と油は仲がとっても悪く、混ざり合うことはありません。
お水と油を混ぜると図のように2層に分かれてしまいます。
ココの境目が界面です!
仲の悪い水と油の界面は緊張状態にあります。
ピンと張っている状態です。
この界面のピンと張っている状態を和らげてくれるのが「界面活性剤」です。

親水性、疎水性があり水と油を乳化させる界面活性剤はどんな形をしているの?

犬猿の仲の水と油。二人の緊張状態を和らげる、そんな特徴を持っている界面活性剤。お水と仲が良い部分と油と仲が良い部分の両方を持っています。
これを水と油が緊張状態にあるところに投入すると…
こんな感じになります。
たくさん投入すると…
こうなると境目の緊張状態がだんだんと和らいでいきます。
これを混ぜるとお水の中に油が分散する「乳化」という現象が起きます。
乳化のほかにも界面の緊張状態を和らげる作用を利用して

・浸透 濡れやすく、浸透しやすくする
・気泡 泡を立てる
・洗浄 汚れを落とす
・帯電防止 静電気を防ぐ
・殺菌 菌の増殖を抑える

といった効果があり、洗浄剤や防腐剤など化粧品をはじめとして私たちの生活の様々なところに利用されています。

界面活性剤の働きの一つ。洗浄の仕組みについて詳しくはこちら ↓

また、界面活性剤にも種類があり、それぞれ特徴やお肌への刺激が大きく変わってきます。

種類による違いはこちらに詳しく!

以上が界面活性剤の基本的な動きでした。
仲の悪いものを仲良くさせる特徴を持つ界面活性剤。KURUMUのスキンケアラインでも界面活性剤のちからを借りて作られています。

気になるのはモンモリロナイトとの相性。モンモリロナイトと一緒に使うとどうなるのでしょうか?

モンモリロナイトと界面活性剤の相性とは?

汚れを落としたり、お水と油を混ぜたりとスキンケアの世界でも活躍する界面活性剤。モンモリロナイトにも同じように汚れを落としたり、お水と油を混ぜる乳化というちからがあります。

モンモリロナイトの2種類ある汚れを落とすメカニズムとは?

しかし、モンモリロナイトは天然の成分であるためちからはどうしても安定しなかったり、ちからが弱かったり。

そんな時に界面活性剤にちからを借りてKURUMUのスキンケアラインは作られています。
界面活性剤と同じ働きをするならモンモリロナイトはいらないんじゃ?と思う方もいるかも…?

しかし、そんなことはアリマセン。

汚れへのアプローチの仕方が違うので洗浄力の相乗効果があったり、お肌への刺激が少なかったりと実はモンモリロナイトとの相性はばっちり。

モンモリロナイトと界面活性剤との相性についてもっともっと詳しく知りたい方はこちら ↓

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