マルメロの種から採れるクインシードエキスのうるおいの秘密とは?

肩が上がりません。30代半ばにして40肩でしょうか?嫌です。

たいらです。

さて。

KURUMUではモンモリロナイトという種類のクレイを使ってスキンケアシリーズを作っています。

クレイというと吸着洗浄というイメージが強く、保湿にもよいということはあまり知られていません。

KURUMUウォーターモイストではたった一つまみのモンモリロナイトを加えることによってうるおいを与えてくれるので、さらに保湿によいということがあります。

今回はウォーターモイストで届けられる保湿成分の一つ「クインスシードエキス」のお話。

クインスシードエキスってどんなもの?

お肌にどんなよいことが?

モンモリロナイトとの相性って?

そんなお話。

クインスシードエキスの由来やストーリーとは?

クインスシードは「マルメロ種子エキス」とも呼ばれ、バラ科の植物マルメロの種から採れる成分です。

マルメロはカリンに似た洋ナシのようなカタチの果実です。昔からカリンと同じように果実は民間薬として「のどのイガイガを取る」「喘息の発作に」などに使われていました。

ちなみによく似たマルメロとカリンの見分け方のポイントは産毛のあるなしです。(マルメロは産毛あり、カリンはツルツルです。)

ギリシャ神話で出てくる「黄金のリンゴ」は実はこのマルメロだったという説もあるマルメロの実は固く生食には向きません。

よい香りがしっかりと出る実ははちみつ漬けやジャムなど加工食品として利用されています。

古くからヨーロッパで親しまれてきたマルメロ。化粧品としてお肌に塗るとどんなよいことがあるのでしょうか?

マルメロの種がもたらすクインスシードエキスのうるおいの秘密とは?

マルメロの種は保水力がとても強く、化粧品には保湿を目的に配合されることも多い原料です。

その保湿力は高く、ヒアルロン酸に匹敵するほどとも。その保湿力の秘密はマルメロの木の育った環境にあります。

マルメロが育つのは乾燥した灼熱の砂漠地帯。

そこで植物が生きていくには少しのお水も無駄にはできません。

そんな厳しい環境に対応するうち、マルメロはお水を保持する力が発達していったのでしょう。

とっても保水力に優れているクインスシードですが化粧品に使う場合少しだけ気を付けたい点も。それはなんでしょうか?

天然由来成分クインスシードエキスの気を付けなくてはいけないこととは?

砂漠で育ったマルメロの種が由来のクインスシード。保水力がとっても強く、お肌をうるおしてくれる頼もしい成分です。

ただ、天然の成分で保湿力が高いのですぐに菌に汚染されてしまうというリスクも。

ばい菌はお水がないと増えないという特徴を利用して化粧品に入れる場合はこんなパウダー状です。

これにちょっぴりお水を加えると…こんなにドロドロに。

保水力がとってもあるのがわかります。

保水力があるマルメロ。そういえばKURUMUで使うモンモリロナイトにも同じような特徴があったような…モンモリロナイトとクインスシードエキスの相性とは??

クインスシードエキスとモンモリロナイトの似たちからとは?

ほんのちょっぴりでもお水をたくさんくるみこむことが出来るクインスシードエキス。

KURUMUウォーターモイストでは同じような特徴を持つ成分が二つあります。

一つがヒアルロン酸。ヒアルロン酸は1gで6リットルも保水することができ、お肌にうるおいを与えることが出来ます。

そしてもう一つがモンモリロナイト。

モンモリロナイトもお水と出会うとドンドン膨らんで、1gだけでなんとテニスコート3面分もの表面積になってしまうほど。

特にウォーターモイストに配合されているモンモリロナイトはたったの一つまみですが、それだけお水を抱えることが出来るので乾燥したお肌に絶えずうるおいを補給してあげることが出来ます。

抜群の保水力を誇る3種類の成分配合のウォーターモイスト

クインスシードエキス、ヒアルロン酸、そしてモンモリロナイトがお肌にうるおいを届け、しっとりと柔らかお肌を長続きさせてくれます。

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