KURUMUが目指す「柔らかなお肌」。
柔らかなお肌になるためにはモンモリロナイトのやさしいヴェールのちからはもちろんですが、それだけでは難しい一面も。
そこで様々な成分のちからを借りて柔らかなお肌へ導いてくれるよう、日々考えています。
様々ある成分の中でお肌にうるおいを与えたり抗炎症効果があったりとするのが植物エキス。漢方や民間療法などで昔から親しまれているように植物にはたくさんのちからが眠っています。
今回は「コンフォートクリーム」に配合されている「センブリエキス」。
センブリエキスとはどんなもの?苦い?民間薬?お肌にどんな効果が?そんなお話。
◆育毛剤やお茶に使われるセンブリエキスのセンブリはどんな植物?
センブリは日本や中国、朝鮮半島に自生しているリンドウ科の2年草です。秋に咲く白い花はちょっとかわいく、趣きがあるので鑑賞用としても親しまれています。
鑑賞用に栽培されるのは主にムラサキセンブリで英名ではイブニングスターと呼ばれます。
鑑賞にも使われるセンブリですが、一番の利用法は民間薬としてセンブリ茶が有名です。センブリ茶はどんな味でどんな効能でしょうか?
◆苦くて有名で三大民間薬のセンブリのお茶としての効能は?
センブリ茶はとっても苦いことで有名で、バラエティ番組の罰ゲームに使われることもあるほど。
名前の由来となった千回振り出してもまだ苦みが残る」というエピソード。これもセンブリ茶の苦さを表しています。また、由来には「千回身震いするほど苦い」という説も。
苦みは伴いますが、民間薬のお茶として飲むセンブリ茶はさまざまな効果があるとされています。日本では古くから日本三大民間薬としてドクダミ、ゲンノショウコと共に親しまれていました。
気になるセンブリ茶の効果を江戸時代、薬学の本「本草ベンギ」の言葉を借りてみましょう。
「味は苦く、諸虫による腹痛を止めて治す」
「腹痛の和方に合するには、此当薬を用べきなり」
とあるように、食欲増進や消化不良、下痢などに良いとされ、胃薬に使われています。
お茶のほかにも苦み成分が虫よけにも利用され、衣類の虫よけにも使われていました。
◆苦いお茶で有名なセンブリのお肌や頭皮への働きは?
センブリは頭皮ケアの化粧品によく使われるようです。
センブリの血行促進効果や木根の細胞が元気になるので頭皮の血行が良くなり、強くツヤの良い髪の毛が生えるということです。
また、お肌にも血行促進や抗炎症効果があることから、ターンオーバーの周期をしっかりと正常にし、お肌の炎症からくる赤みなどを抑えてくれる効果があります。
◆植物エキスとしてスキンケアに利用されるセンブリとは?
コンフォートクリームに配合されているセンブリエキス。
化粧品に配合する場合は微量なのでこの効果が化粧品に直結するわけではありません。
それはコンフォートクリームでも例外ではなく、塗ったからといって上記のような効果がすぐに出る!というわけではありません。
モンモリロナイトのちからを最大限に使ったコンフォートクリームですが、モンモリロナイトのちからだけでお肌をしっとりとさせ、KURUMUが目指す柔らかい肌は実現できません。
そんなとき、植物エキスのちからを借りて柔らか肌を目指しているKURUMUです。