商品の香り決めるのってすごーい難しいんですよ。
これだ!!って思っても一緒に決めている女性に全否定、なんてことも日常茶飯事。
ターゲットからかけ離れた中年男性(こころはお兄さん)たいらです。
さて。
洗い始めに香る、清々しい柑橘の香り。やがてスパイスや樹脂の深い香りが溶け合い、やさしく変化していきます。
と皆さんにお伝えしているKURUMUの香り。
これはKURUMUスキンケアシリーズ4種すべてにつけている香りです。
これまでひとつひとつの香りをご紹介してきました。
ということで今回は
KURUMUで使われている精油まとめ。
KURUMUの香りはどんな精油が使われているの?
開発のコダワリやエピソードとは?
そんなお話。
◆紅茶などにも使われるベルガモット精油
KURUMUで使われている精油、最初にご紹介するのはベルガモットです。
ベルガモットは柑橘系の植物の実から採れる精油です。
スッキリとした香りですが、上品な甘みを感じられます。
紅茶や虫よけなどに使われているそうです。
柑橘系ということで光毒性が心配ですが、KURUMUでは「フロクマリンレス」と呼ばれる光毒性を取り除いた精油を使っているので心配ありません。
◆マンダリンオレンジ精油、馴染みの深いミカンの香り。
2種類目の精油がマンダリンオレンジです。
マンダリンオレンジはミカン属の果実から採れる精油で、冬にみんなが食べるミカンのことです。
甘くさわやかな香りで、ケーキやお菓子などによく使われるほか香水や化粧品にもよく使われています。
ちなみにマンダリンオレンジもベルガモットと同じ柑橘系ですが、光毒性の心配はありません。
◆木も花も枝も…精油に使われるプチグレン
KURUMUに使われる香り3つ目の精油はプチグレンです。
プチグレンはビターオレンジ、日本ではダイダイと呼ばれる木の葉っぱや枝から採れる精油です。
ビターオレンジは面白いことに花は「ネロリ」木の皮からは「ビターオレンジ」という違う種類の精油が取れる木です。
柑橘系の木から採れるということもあり、すっきりと酸味がある香りですが枝や葉っぱからとれることからウッディーな香りも楽しめます。
◆ベンゾインのウッディーで甘い香り
4つ目は安息香とも呼ばれるベンゾインです。
ベンゾインは東南アジアの熱帯雨林に育つ「アンソクコウノキ」と呼ばれる木の樹脂からできている精油です。
木の樹脂らしく、ウッディーで甘くまろやかな香りが特徴です。
KURUMUでは最後まで残る甘くまったりとした香りがこのベンゾインです。
◆お菓子などの香りでもおなじみセイロンニッケイ樹皮油
KURUMUで楽しめる精油、5種類目、最後がセイロンニッケイ樹皮油です。
セイロンニッケイ樹皮油はシナモンの樹皮から採れる精油で「シナモンバーク」とも呼ばれます。
みなさんにもなじみ深い香りはお菓子やケーキ、コーヒーや紅茶でも楽しむことのできる香りです。
お肌に刺激が…というお話もありますが、配合量が精油5種の中で最も少なく微量であること、刺激はモンモリロナイトが緩和してくれるということからKURUMUでは配合し、香りを楽しんでいただいています。
◆5種の精油をブレンドしたKURUMUはどんな香り?
以上がKURUMUで配合されている精油まとめでした。
KURUMUのレシピを考えている時、目指したのは若い人には新しく、僕らから上の世代には少し懐かしさを感じる香り。
そして和のテイストを少しにおわせることでした。
KURUMUをお客様に様々な場所でご紹介していると「和っぽいね」とか「ちょっと懐かしい」など声をいただくのでちょっとうれしかったり。
また、コダワリとして天然の精油を使っています。
天然の精油は合成の香料と比べると値段が高く安定せず、香り自体も採れる年によって若干変わるなどデメリットがあります。
しかし、合成香料は石油由来が多くなること、そしてなによりも同じ香りを出しても天然の香りの魅力を前にこだわらずにはいられなかったことが本音です。
香りにもこだわったKURUMUスキンケアシリーズ。
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