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コラム

乳化作用?お水も油も吸着するちから

Update 2018.05.07

乳化作用?お水も油も吸着するちから

モンモリロナイトには様々なちからがあります。このブログでも何度か紹介していましたが、汚れを落としたり、お肌にうるおいを届けたり…

そんな中でも今回はオイルとモンモリロナイトの関係を考えてみます。

◆発端は汚れが落ちること

洗顔料などを作っていると油汚れ(お顔の余分な皮脂やお化粧など)がモンモリロナイトで落とせることがわかってきました。油汚れが落とせるということは、オイルと仲が良くないといけません。ということはモンモリロナイトはお水とオイルの間を取り持って、混ぜることができるのでは?と思い、実験してみました。

◆【実験】お水とオイル、モンモリロナイトだけで混ざるのか?

水とオイルを準備しました。

これを混ぜると…しかし文字通り水と油。分離してしまいます。

 

次に振ってみます。

一時は混ざりますが…すぐに分離してしまいます。

ここにモンモリロナイトを加えて…振ります。

なんときれいに混ざり、しばらく置いても分離しません。

振っただけなので手の上出すと少しダマが残っています。

手のひらで混ぜていくと白くきれいなクリームになりました。

◆乳化とは

乳化という言葉をご存じでしょうか?簡単に言うと水と油を混ぜることを指します。単に水と油を混ぜると分離してしまい、いくら振っても再び分離してしまいます。しかし化粧品では、オイルは水分が外部に蒸発するのを防ぎ、お肌の水分量を保つため必須の原料です。そこで通常は「界面活性剤」や「乳化剤」と呼ばれるものを使い乳化させます。これらは石油由来のものも多くあり、お肌に刺激があると言われています。

◆界面活性剤を使わずに?

KURUMUではなるべくなら界面活性剤は使いたくないと考えています。実験の結果、そんなときにもモンモリロナイトが活躍することがわかりました。モンモリロナイトは水と油どちらも吸着して抱きかかえ、クリーム状にできることがわかりました。

ただ、界面活性剤の乳化力に比べモンモリロナイトの乳化のちからはそこまで強くありません。たくさんのオイルを混ぜるためにはモンモリロナイトのちからでは足りない場合もあります。

モンモリロナイトのちからでは足りない場合はそれを補う成分を入れつつ、体にやさしい製品を作っていこうと思います!

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