お肌のバリア機能や乾燥から守ってくれるセラミドとはどんな成分?

今回のお話は「セラミド」。
スキンケアの保湿に不可欠といってもよい成分の名前です。某美容家もセラミドが「保湿に1番」と言っていました。
実はこのセラミド、お肌に存在している成分。

そのセラミドはお肌のどこにある?

どうして減ってしまう?

減った時の対処法とは?

そんなお話。

お肌のバリア機能や乾燥から守ってくれるセラミドとはどんなもの?

まずはセラミドとはどんなものなの?というお話から。

お肌でのセラミドはお水と仲が良い部分と油と仲が良い部分が何層も重なった「ラメラ構造」という形を作っています。
このラメラ構造はお肌のうるおいを逃がさないようにしたりお肌のバリア機能を保っています

バリア機能があるセラミドは体のどこにある?

セラミドとはお肌の中、お肌の表面、ラップ1枚分の薄さの角質層にある細胞間脂質というところに存在しています。
角質層はレンガとモルタルのように並んでいます。


レンガが角質細胞、それの間を埋めるモルタルのような役目をしているのが細胞間脂質と呼ばれるセラミドがあるところです。
この「細胞間脂質」の約50%をセラミドが占めていて、そのほかの成分は糖脂質、コレステロール、コレステロールエステル、遊離脂肪酸などがあります。

また、セラミドは人の髪の毛にも存在しています。人の髪の毛は大きく分けて
中心部のメデュラ→髪の大部分を占めるコルテックス、そして髪の毛の周りを覆っているキューティクルからできています。

セラミドはコルテックスとキューティクルの間を埋める役割でCMCと呼ばれるたんぱく質の複合体に少しだけ含まれています。

セラミドはお肌や髪の毛でも同じように間を埋めるように存在しているのですね。

ヒトになくてはならないセラミド。どんな時に減っていってしまうのでしょうか?

お肌のバリア機能や乾燥から守ってくれるセラミドはどんな時減ってしまう?

加齢による減少

セラミドは年を取るにつれて少なくなっていく傾向にあります。50代では20代に比べ半分ほどになってしまうデータもあるほど。
角質層にあるセラミドは年々減っていってしまいます。

クレンジングや洗顔による流出

メイクを落とすために使うクレンジングや日々の生活でついた汚れや余分な皮脂を取る洗顔にも注意が必要。

お肌に良かれと「すみずみまでていねいに!」とゴシゴシとお肌をこすってしまうのはNG!セラミドは摩擦に弱く、流出を招いてしまいます

セラミドが減ってしまった時にはモンモリロナイトクレイがおすすめ

加齢やクレンジングのし過ぎで少なくなってしまったセラミド。
セラミドが減少してしまうとお肌にハリがなくなったり、乾燥したりしてしまいます。

また、バリア機能が弱くなってしまうので刺激にも敏感に

そんなとき大切なのはお肌のヴェールになる、お肌を乾燥や刺激から守ってくれるものを塗ることです。

そこで登場するのがモンモリロナイトのヴェール。
モンモリロナイトを配合したクリームをお肌に塗るとごくうすーいヴェールでお肌を優しくくるみこんでくれます。

やさしいモンモリロナイトのヴェールはたっぷりと水分を含んでいます。
水分たっぷりのモンモリロナイトのヴェールがお肌に水分を届け、乾燥からも守ってくれます

もちろんモンモリロナイトは自然のちからでできたもの。
これらのヴェールは刺激がとても少なく、お肌に優しく、水分補給をし、セラミドが減ってしまったお肌にハリをもたらし、柔らかいお肌へと近づけます。

そんなモンモリロナイトがたっぷりと入ったクリームがKURUMUコンフォートクリームです。
実はコンフォートクリームをはじめとするKURUMUのスキンケアシリーズには今回お話した「セラミド」が配合されています。


スキンケアに配合してもうるおい成分として力を発揮するセラミド。
化粧品の原料としてのセラミドはまた別の機会に。

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