毛穴にも効果があるオリーブやサメのスクワランの由来による違いとは?

KURUMUの製造会社、粘土科学研究所では古くからいろいろな商品に使われているスクワラン。
一般的にも化粧品に使われたりサプリメントとして飲んでいる人がいたりと様々な使われ方をしています。
お肌によさそうなオイル?というイメージがあるかもしれません。
なぜお肌によいのか?

飲むとどうなるの?

今回はそんなお話。

毛穴の黒ずみをすっきりさせるスクワランとはどんなオイル?

スクワランは植物や人間の肌などに含まれる「スクワレン」というオイルを安定させ酸化しづらくしたものです。
化粧品やサプリメントをはじめ、工業用など広く利用されています。

サメやオリーブなどスクワランオイルの由来による違いとは?

スクワランのもととなる「スクワレン」は大きく分けて深海ざめの肝油から抽出する場合と、オリーブやトウモロコシなどの植物から抽出する植物性の2つに分かれます。

肝油から抽出されるスクワラン


水深1200メートルに生息するアイザメという深海ざめの肝油から抽出されます。
水深1200メートルは光も届かず酸素も薄い過酷な環境です。
その中で対応するために体重の25%もの肝臓を有し、そこに大量の「スクワレン」を含んでいます

植物性スクワランは?


オリーブやトウモロコシ、ベニバナなどの植物から抽出される「スクワレン」に水素を添加して作られます。
深海ざめの「スクワレン」に比べ含有量が少ないのが難点です。
植物の中では含有量が多いとされるオリーブスクワレンでさえ、1㎏で2~7gほどしか取れません
抽出の技術が上がったり、動物性の原料が敬遠されがちな昨今、注目されるようになってきました。

感触や刺激など植物性、動物性スクワランオイル2つの違いは?

純度の違い

一般的に動物性のスクワランの方が純度が高いと言われています。植物性のスクワランは純度が若干低くなります。しかし不純物の中には悪さをするもの、お肌によいものがあるので一概に不純物でも悪いとは言い切れません。

刺激になるひともいる?

動物性のスクワランには「ブリスタン」という成分が含まれています。この「ブリスタン」という成分が刺激になるというひとが中にはいるようです。ただ「ブリスタン」はこれ自体が化粧品成分にもなっていて保湿の効果が期待できます。

感触の違いは?

2種類を比べると感触の違いはあまり感じられません(主観ですが)。
動物性のスクワランのほうが少しだけ粘性があるようです。どちらもべたっとまではいかず、さらっとした感触です。

スクワラン=スクワレン+○○

スクワランは天然には存在しません。植物や深海ざめの肝油に存在する天然に存在する「スクワレン」は非常に酸化しやすく、化粧品などに配合するのには向いていません。
そこに水素を添加することによって、酸化しづらく安定したスクワランが出来上がるのです。

スクワランもモンモリロナイトも毛穴の黒ずみをきれいに?

若干さらっとしている植物性と粘性が少しある動物性。KURUMUクリームウォッシュでは動物性のスクワランを使っています。
クレンジング不要でお化粧が落ちること、洗顔後のしっとり感が残ることに作用しています。
また、クリームウォッシュはクレンジングいらずで毛穴まですっきりと落としてくれる洗浄力が特徴です。

毛穴の黒ずみにはスクワランも作用していて、毛穴の目立たないお肌に近づけます。

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