お菓子作りにも使われるコーンスターチの化粧品での働きとは?

お菓子作りにも使われるコーンスターチの化粧品での働きとは?

モテそうなので料理男子を気取っていた時期があります。
今となっては黒歴史です。
たいらです。
さて。

しっとりなのにさらりとした独特の使用感が人気の「モンモリロナイトと果実と花のハンドクリーム」。
モンモリロナイトのヴェールがさらりとした感触を作っているのですが、それだけではありません。

様々な植物のちからも必要不可欠。植物のちからがどんな働きを?はこちらから
モンモリロナイトのハンドクリームに配合されている植物の働きとは?

独特の使用感には配合されている「変性コーンスターチ」という成分がいい仕事をしています。

ということで今回は

変性コーンスターチとはどんなもの?

化粧品ではどのように使われている?

モンモリロナイトと果実と花のハンドクリームでの働きとは?

そんなお話。

お菓子や料理に化粧品に使われる変性コーンスターチとはどんなもの?

お肌をすべすべにしてくれるハンドクリームの感触を支えている変性コーンスターチと呼ばれる成分、どんなものなのでしょうか?

変性コーンスターチは食用に使われるとうもろこし、スイートコーンとはちょっと違う品種、デントコーンやワキシーコーンと呼ばれる品種のデンプンから作られる成分です。

化粧品以外にはプリンの凝固剤・中華料理でとろみを出すためといった食品や、紙製品の加工やノリなどに使われています。

コーンスターチと片栗粉

「とろみをつける」という意味では同じように使われる両者。元となる原料が違います。
コーンスターチがとうもろこしなのに対し、片栗粉はジャガイモからできています。
特性が大きく違い、片栗粉は冷めてしまうととろみがなくなってしまうのに対し、コーンスターチは温度が下がっても粘度が下がらないため冷たくして食べるお菓子によく使われます。

食品や紙の加工などに使われるコーンスターチ、化粧品ではどんな働きをするのでしょうか?

とろみを生かしたコーンスターチの化粧品での働きとは?

食品から紙の加工にも使われるコーンスターチ。
化粧品としてもいくつかの効果のために配合されています。また、食品に使われていること、植物由来で刺激もとても低いことから多くの化粧品に使われています。

変性コーンスターチの化粧品での働き① 被膜として

変性コーンスターチはお肌や髪に塗るとぴったりとくっついて膜になってくれる特徴があります。
膜となることによりナチュラルな感触を作り出してくれます。
そのため、ヘアスタイリング剤フェイスパウダーベビーパウダーなどに使われます。

変性コーンスターチの化粧品での働き② 増粘剤として

お水に溶かすとトロトロのテクスチャーになる変性コーンスターチは、食品と同じように化粧品でもとろみを出す用途としても使われます。
とろみが出ることにより、泡の質が良くなる効果も期待できるためシャンプーなどに使われることがあります。

変性コーンスターチの化粧品での働き③ スクラブとして

洗顔料で使われるツブツブ感を演出するスクラブとしても使われます。
マイクロプラスチックの環境への負荷やクルミなどはお肌を傷つける心配がある一方、変性コーンスターチは柔らかなツブツブ感なこと、植物由来で自然に還っていくことから注目されています。

以上が変性コーンスターチの化粧品での働きでした。植物由来ということもあり、オーガニック化粧品に使われることもあるそうです。

では「モンモリロナイトと果実と花のハンドクリーム」ではどのようなちからを期待して変性コーンスターチを配合したのでしょうか?

モンモリロナイトのハンドクリームでの変性コーンスターチの働きとは?

増粘やスクラブなどに利用される変性コーンスターチ。「モンモリロナイトと果実と花のハンドクリーム」ではどのような用途で配合されているのでしょうか?

モンモリロナイトを使ったクリームはどれもやさしいヴェールを張ってくれるという特徴があります。うるおいをたっぷり抱えたままヴェールを張るので保湿は長続き、乾燥から守ってくれるというちからがあります。

しかし、ハンドクリームとして使う場合、いろいろなものに触ったり水を使う場合ヴェールは過酷な状況にさらされてしまいます。

そこで出番だったのが変性コーンスターチ。変性コーンスターチの被膜は弾力性があり、ちょっとやそっと外部から力が加わっても壊れることがありません。また、お水に強い性質もありました。

そのため、しっとりうるおいを補給してくれるモンモリロナイトのヴェールに加えることにより、手仕事で過酷な環境を守ってくれる力強いヴェールを作ることに成功しました。

しっとりなのにさらりとする独特の使用感の「モンモリロナイトと果実と花のハンドクリーム」。
すべすべなのにうるおいが長続きするヴェールにはモンモリロナイトだけでなく、とうもろこしのちからが支えているのでした。

ほかにもたくさんあるモンモリロナイトと果実と花のハンドクリームの特徴はこちら

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