TVのCMで制汗剤に使われたり、古くは仁丹にも入っている銀。
でもでも…よく考えてみると金属なんだから健康に悪いかもしれない??
食品にも入っているから平気?ほんとは悪い?
しかも水銀は公害病にもなってるもので名前も似てるし怖い…。
ということで今回は
銀をはじめとした重金属を体に入れる危険性とは?
生活に密着した銀の使用用途とは?
水銀との違いとは?
歯磨き粉に配合するメリットとは?そんなお話。
銀などのミネラルを食べたり体に塗ったりする危険性とは?
体に吹きかけるスプレーや仁丹にも使われる銀。銀は金属の一種で危険があるかもと思うかもしれません。
しかし、そもそも金属はヒトの体に必要だったりします。
例えば銅や鉄、亜鉛などは人間の生命活動に必要不可欠な「必須ミネラル」の1つとして数えられています。
必須ミネラルについて詳しくはコチラ ↓
鉄は酸素を全身に運んだり、銅はメラニンの生成にかかわったりと役割があります。
銀も立派なミネラルの1つです。
銀の場合は必須の役割があるということはわかっていませんが、お菓子などに使われる食品添加物として知られていることからも体に影響がないことがわかります。
生活に密着した銀の使用用途とは?
銀は前述したように様々な用途に使われ、安全性の高い素材としても知られている金属です。
溶けだしてしまうかもしれない食器には古くから使われていたり、歯の詰め物に銀歯を入れていたりなど様々な場面で利用されています。
もし人体に影響があるのであれば、これだけ長く食器などに利用されることはなかったでしょうし、制菌に効果があると経験的に知っていたから使われていたのでしょう。
先ほどもお話ししたように食品添加物として使われることも多く、砂糖菓子のアラザンやオジ様世代にはおなじみ、お口の中をさっぱりさせる仁丹のコーティングに使われてます。
厚生省の食品添加物リストにも載っており、銀は食品添加物として認められています。
他にも浄水器で除菌に使われたり、制菌のスプレーに入れられたりなどなど。 安全と知られている銀。
でも!水銀ってすごい体に悪いって話じゃないの?
銀と関係ないの?果たしてどうでしょうか?
銀と公害病や環境、危険な水銀と銀の違いとは?
昭和の公害病を代表する「水俣病」。死亡者も多数出たこの病気の原因は水銀とされています。
水銀はお水に銀を溶かしたもの?と勘違いされる方もいらっしゃいますが、銀と水銀は全くの別物です。
元素記号で言うと銀は「Ag」水銀は「Hg」です。銅や鉄をお水に溶かしても金にならないのと同じように銀がどのようになっても水銀にはなりません。
元素記号表でも列が違うところにあり、水銀が似ているのはどちらかというと「カドミウム」や「亜鉛」です。
水銀は銀と全く関係ないと安心したところで…ではなんで銀を歯磨き粉に入れているの??
危険性が少なく、食器などに使われる銀を歯磨きに入れるメリットとは?
食器やお菓子にも利用される銀。
銀を配合してできているのが「モンモリロナイトと銀と水の歯みがき」です。
モンモリロナイトはお口の中の汚れを吸着し、歯をツルツルに仕上げてくれる歯磨き粉にピッタリの素材です。
しかし化粧品としてモンモリロナイトをたくさん配合するとどうしても腐ってしまいます。ですからモンモリロナイトの化粧品や歯磨き粉を快適に使ってもらうために腐らないようにする防腐剤は必要不可欠です。
ただ防腐剤を使うとどうしても刺激が出てしまうのも事実です。
「少しでも刺激を減らして歯磨きをしてもらいたい!」と選んだのが銀の菌を抑える力です。
ただ、銀の防腐力は刺激が少なめな半面そこまで強くありません。そこで従来よりKURUMUで使っているフェノキシエタノールなどを配合して複数の防腐剤で歯磨き粉を菌から守っています。
なるべくシンプルに…と思って作っている「モンモリロナイトと銀と水の歯みがき」。
シンプルな中にもモンモリロナイトのちからをしっかりと発揮し、お口の中の汚れをしっかりと落とす歯磨き粉です。
お口の中に入れるものなので防腐剤にもこだわって作っています。
「モンモリロナイトと銀と水の歯みがき」詳しくはこちら。