先日お話したミネラル。実は美容にも、お肌にも密接な関係があるよ~というお話を先日しました。
→ 不足すると肌トラブルを招くミネラルの種類と効率的な摂取の仕方とは?
また、そもそもミネラルってなんなの?というお話も。
→ 人体に必須な栄養素ミネラルとは?ミネラルが不足するとどうなる?
今回は数あるミネラルの中でも人の生命維持に必要な「必須ミネラル」と言われるミネラルについて。
必須ミネラルってなに?不足するとどうなるの?
摂り過ぎてしまうとどうなってしまうの?というお話。
◆必須ミネラルとはどんなもの?その中でも種類がある?
必須ミネラルとはヒトが生命を維持するのになくてはならない成分です。
ヒトにとって大切な栄養素は大きく分けて5種類あります。それは5大栄養素と呼ばれていて、「糖質」「脂質」「タンパク質」「ビタミン」そして「ミネラル」です。
この5種類をバランスよく摂ることによってヒトは生命を維持しています。
その中でも「ミネラル」は一番少ない割合の4%。しかし、この4%のミネラルが体に大切な働きをしています。
また、ヒトの体では作ることが出来ず、食品を食べることでしか摂ることはできません。
今わかっているだけでも必須ミネラルは16種類。
中でも1日の食事量からの摂取量が100㎎より多いものを主要ミネラル、100㎎以下のミネラルを微量ミネラルと呼びます。
◆なぜ必須ミネラルが必要なの?不足するとどうなってしまうの?
必須ミネラルは体の構成のたった4%にすぎないのですが、5大栄養素のミネラル以外(「糖質」「脂質」「タンパク質」「ビタミン」)をいくら摂取してもミネラルがなければ体をうまく動かすことが出来ません。
例えばカルシウムやリン、マグネシウムは骨や歯を作る主成分になっていて、不足すると骨が弱く折れやすくなってしまいます。
他にも鉄や銅はヘモグロビンに必要なので不足すると貧血になってしまったりなど、骨や血液、筋肉や神経など体の様々なところでなくてはならない働きをしています。
◆必須ミネラル、不足に注意な種類と摂り過ぎ注意な種類は?
必須ミネラルだからといってやみくもにたくさん摂ればいいというわけではありません。
もちろん不足してしまうこともよくありません。
ミネラルは摂り過ぎても不足しても体の不調を招いてしまいます。
現代人の食生活で摂り過ぎに注意が必要なのはリンやナトリウムです。
リンは食品添加物としてインスタント食品や加工食品に多く含まれるため、現代人、特に一人暮らしの男性などは摂り過ぎに注意が必要です。
リンを摂り過ぎると骨が弱くなったり腎臓障害になってしまう危険があります。
ナトリウムも摂り過ぎに注意が必要なミネラルです。ナトリウムは食塩の成分なので、塩辛い味の濃い食品を普段から摂り過ぎていると過剰摂取になりがち。
ナトリウムを摂り過ぎてしまうと高血圧や動脈硬化、脳卒中などの生活習慣病になってしまいます。
摂り過ぎや不足はもちろんバランスも大事です。
例えばリンを摂り過ぎてしまうとカルシウムの吸収の邪魔になってしまいます。
そのカルシウムも摂り過ぎると鉄やマグネシウムの吸収の邪魔に。
などなど。
バランスよくミネラルを摂らないと吸収されず、体の外に出てしまうことがあるのがわかります。
ではどのような食事で不足することもなく過剰に摂ることもなくバランスよくミネラルを摂ることができるのでしょうか?
◆必須ミネラルを不足や摂り過ぎになることなく摂るコツとは?
必須ミネラルで多く摂りがちなリンやナトリウムはインスタント食品や加工食品に多く含まれることが多いです。
不足しがちなカルシウム、亜鉛、鉄、マグネシウムなどを多く含むのは乳製品や緑黄色野菜、ナッツ、海藻などです。
いそがしい日々の中で食生活すべてを変えるのは難しいかもしれません。
そこでコンビニや外食の時でもインスタントラーメンに変えて、サラダとわかめ入りの味噌汁を加えるなど、普段の食事にプラスアルファするのはいかがでしょうか?
以上が必須ミネラルについてのお話でした。
お肌への影響はもちろん、不足や摂り過ぎは体の調子も悪くなってしまう必須ミネラル。
バランスの良い食事で体の中からきれいに、体の外はミネラルたっぷりのモンモリロナイトのスキンケアで整えていきましょう。