化粧品で使われるセラミドの種類によって変わる役割とその特徴とは?

化粧品で使われるセラミドの種類によって変わる役割とその特徴とは?

「セラミド」と聞くと聞いたことがある!という方もいるかもしれません。

なんか保湿にいいらしいぞ。というイメージかも。

 

そのセラミドはお肌の中にも存在していて、バリア機能など重要な役割を担っています。

 

化粧品の原料としても頼れるセラミド。一口にセラミドと言っても実は種類があり、目的や効果が違ってきます

どうやって見分けるの?その違いとは?

 

今回はそんなお話。

◆お肌の中にもあるセラミドとはどんな特徴??

セラミドとはそもそもどんなものなのでしょうか?

 

お肌の一番外側の「角質層」という場所にセラミドはあります。

 

このセラミドがお肌のうるおいを逃がさない働きをしたり、体にとって悪いものが入ってくるのを防ぐバリア機能を果たしています。

詳しくはこちら→お肌のバリア機能やお肌を乾燥から守ってくれるセラミドとはどんな成分?

 

しかしセラミドも加齢や洗顔のし過ぎなどで流出してしまうことも。

流れ出てしまって少なくなってしまうとバリア機能が低下して敏感肌になりがちだったり、うるおいも逃げてしまうのでお肌が乾燥してしまいます。

そんなときもう一つのお肌のヴェールとしてモンモリロナイトのヴェールが有効というお話もあったり…

 

前置きが長くなりましたが今回はお肌の中にあるセラミドのお話。

 

化粧品で使われるセラミドとは??セラミドには種類があるの??
をお話していきます。

◆化粧品で使われるセラミドは大きくわけて3種類

化粧品原料として注目度を増しているセラミド。

化粧品に使われるセラミドは大きく分けて4種類になります。

まずはその4種類を解説していきます。

化粧品に使われるヒト型セラミドとは?

化粧品の裏面には「セラミド1」、「セラミド2」など「セラミド」と書いてあるのが特徴です。

酵素を発酵して作られたヒト型セラミドは角質層にあるセラミドと非常に似た構造を持っています。

保湿に優れ、バリア機能を補うことはもちろん、ヒト型セラミドのみお肌のセラミドを補うことが出来ます。

馬などの動物やコメなど植物が由来の天然セラミドの特徴とは??

天然セラミドには植物由来のものと動物由来のものがあります。

動物由来のものは「ウマスフィンゴ脂質」「ビオセラミド」

植物由来のものは「ユズ果実エキス」「グルコシルセラミド」
などと表記されています。

 

動物由来のセラミドは人間と同じ哺乳類である馬などが由来のセラミドです。

ヒトのセラミドと似ていることもあり、お肌になじみやすく、保湿の効果も高いことが知られています。

またお肌のセラミドの合成を促進できるという特徴もあります。

 

柚子やお米が由来の植物由来セラミドは保湿はもちろんのこと、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進するというデータが取れています。

 

お水に溶けやすい特徴もあり、化粧水などに配合してもしっとりとなじんでくれます。

似ているけれど、ヒト型セラミドとちょっと違う疑似セラミド

セラミドに似た構造を合成して作られたものです。

表示名は「ヘキサデシロキシPGヒドロキセチルヘキサデカナミド」

構造は似ていますが、お肌のセラミドを補給することはできません。

しかし、高い水分保持の効果を持ち、お肌へのなじみもよいので保湿成分として優れています。

 

以上がセラミドの種類の話でした。

 

一言に「セラミド配合」といっても様々な種類があり、特徴も色々ありました。

セラミドを補給という意味では「セラミド」という名前+数字を見つけるのがよさそうです。

しかし、他のセラミドも保湿やバリア機能という意味では効果を発揮してくれることも事実です。

 

KURUMUがこだわって配合しているセラミドは植物由来の「ユズ果実エキス」。

ウォーターモイスト、コンフォートクリーム、モイスチャーマスクの3種類に配合され、「やわらかなお肌」へのしっとりとした保湿感に一役買ってくれています。

 

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