「KURUMUはモンモリロナイト化粧品です」といつもお客様に紹介しています。月に一回くらいは店頭に立つ機会をいただいて、お客様に直接お話をさせてもらっています。
モンモリロナイトは粘土の一種で…と説明します。
その時よく言われるのが「あぁ泥でしょう?」との一言。
いつも私は「そうですよ~泥の一種みたいなものです」という風にお答えします。
確かに似たようなものではあるものの「泥」と「粘土」はもちろん一緒ではアリマセン。
ではその差とはどんなことなのでしょうか?
同じように見えてちょっと違う泥と粘土。
その違いとはなんでしょうか?
※ 粘土は英語に訳すとクレイ。弊社サイトではクレイというワードも出てきますが今回は便宜上すべて粘土でお話します。
泥と粘土の違いのポイントは混じりっけなし?
泥と粘土の一番の違いはなんでしょうか?
ポイントは「混じりっけなし」ということ。
粘土は鉱物の一種で、大きさでカテゴリーが分けられます。
大きい順に礫(レキ)→砂→シルトと続く鉱物の中で最も細かいものが粘土です。
条件のもう一つが化学的な風化。長い年月や熱、半閉鎖などなど様々な条件が重なり、化学的な作用を経て粘土は出来上がります。
※ 粘土の一種モンモリロナイトができるまで詳しくはこちら ↓
鉱物の中でも一番細かいものだけ!しかも、いろんなことがあった風化したものを粘土と呼ぶわけです。
※ ちなみに粘土細工の粘土とは全く別です。違いについて詳しくはこちら ↓
対して泥とはどんなものでしょう?
コレです。
どろっとしたコレです…
って画像だけではしょーがないので、ちょっと説明を。
土にお水が入ってべちゃべちゃになった状態のものを泥と呼びます。
なので公園の片隅や山道、雨上がりの街路樹の足元などなど。様々なところで泥は目にすることができます。
色々なところにある泥の中身は多種多様。お水と土が混ざっていることはもちろんですが、土の中には礫もあれば、砂もあります。
加えて、葉っぱや木の枝のような有機物が混ざっていることも。
もちろんその中には一番細かい粘土も含まれます。
そんなとーってもたくさんの種類が混ざっているドロドロのものが泥と呼ばれます。
色々なものが混ざっていて、そこに含まれているのが粘土。
粘土は本当にそれだけ!混じりっけなしのそれのみというのが違いでした。
では、色々混ざっている泥と粘土ではどちらがお肌によい働きをしてくれるのでしょうか?
混じりっけなしの粘土がお肌にいい理由とは?
一見色々なものが混ざっていると、良さそうな成分もたくさんで肌に良さそう!となるかも知れません。
しかし、葉っぱのような有機物は腐ってしまう可能性がありますし、色々なものの中にはお肌に刺激になってしまうものも含まれる危険性など、何が起こるかわからない怖さがあります。
粘土は混じりっけなしでなので粘土以外のものは入っていません。
そのため、一定の特徴がしっかりと出せるのでスキンケアにおいてはお肌に嬉しいちからが期待できます。
(とはいえ、天然の成分なので合成の原料と比べてしまうとバラツキはあります)
また、KURUMUでは混じりっけなしの粘土の中でも国産のモンモリロナイトにこだわって配合しています。
なぜKURUMUではモンモリロナイトこだわっているのでしょうか?
混じりっけなしな粘土の中でもさらに純度が高いモンモリロナイトとは?
数ある粘土の種類の中からモンモリロナイトを選んでいる理由はお肌に嬉しいちからにあります。
気になるモンモリロナイトのちからは大きく分けて3つ。「落とす」「届ける」「守る」です。
国産のモンモリロナイトはデコボコで、固くなりがちなお肌にたまった老廃物を絹のようなスベスベのお肌に。
うるおいを届け、乾燥から守ることにより瑞々しい柔らか肌へと導きます。
自然の恵みとも言える混じりっけなしの粘土、モンモリロナイトでやさしくお肌のケアを。
KURUMUスキンケアシリーズ、詳しくはこちら