先日キャンプに行ってきました。料理を作ったり、テントで寝泊まりしたり。
不便なことはありますが、自然の中で生活するとなんか癒された気がします。
私の周りには登山を趣味にしている人がたくさんいますがその気持ちがわかった気がします。
その友人たちがよく口にするのは「自然を大事にしよう」。今回キャンプに行って、私もそれを強く思いました。
◆登山で歯磨きがマナー違反になってしまう理由とは?
登山好きな友人の話です。
「山に登ると歯を磨けないのがちょっとなー」と言っていました。
よく話を聞いてみると山では環境を壊してしまうようなものを捨てるのはNGだそうです。
ゴミを登山中に捨てるのは絶対にいけません。
歯みがきも泡の成分をうがいして捨てるのはマナー違反です。
◆歯磨き粉が環境に影響を与えてしまうのはなぜ?
分解されにくい歯みがきの泡成分
多くの歯みがきに配合されている泡のもとである界面活性剤。
それが普及し始めた1960年代、川や海などにたくさんの泡が消えずに残ってしまい、水性生物に悪影響を与えるという社会問題がありました。
分解されにくい界面活性剤は濃度が高いと魚のエラにくっついてしまい、魚が呼吸ができなくなってしまうのです。
プランクトンが大増殖「富栄養化」
「富栄養化」といって、界面活性剤が配合されている洗剤に含まれるリン酸などを栄養分にプランクトンが増えすぎるということが起きました。
プランクトンが増えすぎると水中の酸素が少なくなってしまいます。
その結果魚や貝などが呼吸ができずに死んでしまうわけです。
海に漂うマイクロビーズ
歯みがきなどのツブツブ成分として使われているマイクロビーズ。
1mm以下のすごくすごく細かいプラスチックで、肉眼では見えない程小さいものもあります。
とても細かいため、下水処理施設のフィルターを潜り抜けてしまい海への流出を食い止めるのは困難です。
海に流出すると、魚や海鳥などが誤飲してしまい残留してしまいます。
マイクロビーズが残留した魚が食卓に上がる可能性もあり、問題になったことも記憶に新しいです。
◆現在使われている歯磨き粉の環境への影響は減っている?
現在ではオーガニックや環境を守るという動きがいろんなところで見られます。
もはや環境を守るということは特別なことではなく、普通に気を付けることとして定着しています。
分解のしやすい界面活性剤が新たに開発されてそれが主流になりつつあります。
また下水の整備をしたことにより、海や川への流出は防げるようにはなってきました。「○○川に魚が戻ってきました。」などといううれしいニュースを聞くこともあります。
マイクロビーズも世界的に規制が始まり、使われることは減ってきています。
確実に環境は少しずつですが良くなってきていると思います。
◆歯磨き粉が環境に良くなっているのに歯磨きが登山ではNGな理由とは?
キャンプや登山中はどうでしょう?下水の施設がありません。
直接川や地面に捨てることになります。
一人がうがいで流す歯みがきの量は少しかもしれません。
でも山に登るのであれば、少しでも山に負担はかけたくないと思います。
だから登山中の歯みがきはNGだったのですね。
どうしても歯みがきをしたい場合は歯みがきガムや歯みがきシートなどを利用するという手もありますが、歯みがき粉を使って歯ブラシで歯をみがきたいもの。
そんなときにはモンモリロナイトと銀と水の歯みがきを使いましょう。
「モンモリロナイトと銀と水の歯みがき」はもちろん界面活性剤不使用。
またモンモリロナイトはもともと山が噴火して堆積した火山灰。
それがいろいろな条件を経て、モンモリロナイトに変わっていきます。
つまり山から掘削されるもの。環境に負担をかけません。
◆登山で使えるほど環境や体にやさしい歯磨き粉とは?
環境によければ、体にもやさしいのが「モンモリロナイトと銀と水の歯みがき」。
界面活性剤はお口の中を傷つけ、歯みがき後に味が変わってしまいます。
この歯みがきを使えば味が変わることもないので山やキャンプでもおいしくご飯が食べられます。
環境にも体にもやさしい「モンモリロナイトと銀と水の歯みがき」で歯をみがきましょう。