歯磨き粉などオーラルケアの意識は日本と欧米では全く違う!?その理由とは?

先日コスメ●ッチンを見てきました。最近はコスメショップでも歯みがきの扱いが増えてきたなぁ。と感じます。オーラルケアに対する意識が上がってきていると実感します。しかし、まだまだ海外と比べるとオーラルケアの意識が高くないと感じることもあります。では海外ではオーラルケアはどのように行われているのでしょうか?

◆欧米ではホテルに歯磨きなどオーラルケアが置いていないのはなぜ?

アメリカのホームドラマを見ると歯を矯正している子どもがすごく多いことに気づきます。日本の子どもの比じゃないくらいにいるのではないでしょうか?(最近は目立たない矯正法があるので、日本でもアメリカでもあまり見なくなりましたが)

欧米では、歯は顔の一部と考えられていて、笑顔が素敵なことはすごく評価されるそうです。

また、歯並びが悪かったり、歯がきれいではなかったりすると社会的に認められないなんてことも起こるそうです。

ヨーロッパの高級ホテルでは歯みがき、歯ブラシが置いていないことが多いそう。なぜならヨーロッパではオーラルケアの意識が高く、歯みがきや歯ブラシにもこだわりを持っているので持参している人が多いため。もちろんホテル側で用意はしてあるので、サービスで持ってきてくれます。

日本では日用品の範疇の歯みがきですが、海外では歯は顔の一部としての扱いなのでスキンケアの棚においてあるそうです。このこともオーラルケアの意識が高いことが表れている気がします。
日用品の範疇で扱われている歯磨き粉。日本人の歯磨き粉の選び方の傾向はどんな感じでしょうか?

◆ジェルやペーストなどたくさんある歯磨きの選び方の傾向とは?

ワタシが「モンモリロナイトと銀と水の歯みがき」を作るとき、けっこうたくさんの人に歯みがきについて聞きました。その時に見えた傾向がありました。

 1.特にコダワリなく、なんとなくドラッグストアで選んで使っている。
 2.その歯みがきに満足しているわけではない。
 3.でも特に不満があるわけでもない。

もちろん、こだわりをもって歯みがきを探して「これだ!」という商品を見つけたという方もいましたが、ごくごく少数で、ほとんどの人が「なんとなく買っている歯みがきに満足していないけど不満があるわけでもない」ということでした。

冒頭にも書いたようにコスメショップや東急ハンズのようなバラエティーショップでも歯みがきなどの扱いは大きくなっています。種類もたくさんあって、オーガニック系のものやホワイトニングに特化したもの。テクスチャーも従来と同じようなペースト状から、ジェル、泡でみがくものなど様々です。

しかし実際にはほとんどの人がなんとなく選んだ歯みがきを使っていて、いろいろな種類のこだわりの歯みがきを使う人はまだまだ少ないと思います。

◆歯磨きやマウスウォッシュなどオーラルケア市場はどうなる?

30年ほど前、標準的な家庭ではシャンプーは一家に一本でした。みんなでそのシャンプーを共有していたそうです。みんなおそらく、なんとなく家にあるシャンプーを使って満足しているわけでもなく、特に不満があるわけでもない…そんな風に使っていたと思います。

でも今はどうでしょう?お姉さんは美容院御用達のもの、お父さんは育毛機能つき、ちびっこはキャラクターもののシャンプーを…とシャンプーは一家に一本のものから、一人一本の時代に変わってきました。頭皮や髪の毛にみなさんの注目が増した結果そうなったのではないかと思います。

歯みがきについて考えてみます。前述したように歯みがきも意識が高まってきて、多様化が進んで来たように見えます。一人ひとりが歯みがきについて考えることが増えてきたような気がします。この状況を考えると近い将来、歯みがきも一家に一本から一人に一本の時代がくる気がします。

多様化する歯磨きのみらい。味もしない、泡も立たない「モンモリロナイトと銀と水の歯みがき」のように変わった歯磨きも洗面所に一本。

なんとなく歯みがきを選ぶのではなく、自分に合った歯みがきを探してみるのはいかがでしょうか?

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