「クレーム」とか「粘度」とか、似ている単語を聞くだけでピクっとなります。職業病です。
たいらです。
さて。
クレイパックなどは美容アイテムとして基本と呼べるほど定着した感があります。弊社としてはお問合せが増えてきたことなどでも感じるところでございます。
そんなスキンケアに欠かせないクレイ。
でもクレイとはどんなものなのか?実は知らないかも?
整理したので皆さん聞いてください!
ということで今回は
スキンケアに使われるクレイとはどんなもの?
様々ある代表的なクレイの種類とは?
その中でもKURUMUおすすめのモンモリロナイトとは?
そんなお話。
洗顔やパックで使われるクレイとは?
クレイパックや洗顔料、入浴剤などなど。
たくさんの種類のスキンケアアイテムに使われているクレイ。
そのクレイとはどんなものなのでしょうか?
クレイは日本語に直すと「粘土」。意味は一緒なのでここではクレイに統一してお話していきます。
クレイは「泥」とか「粘土」などとも呼ばれている、信じられないかもしれませんが鉱物、つまり石の仲間です。
鉱物は砂→礫→シルトの呼び名でだんだん小さくなっていき、その中でも1番細かい粒子を持つのがクレイ(粘土)です。
そのサイズは0.0039㎜以下という小ささ!
どのくらい小さいかというと毛穴が大体0.2mmくらい。一般的な粘土の粒子は毛穴の約50分の1なのです。
鉱物の中で1番小さいこと以外にもクレイの定義がもう1つあります。
それが結晶化です。
とっても長い時間や地球の熱や海水と触れあうなど様々な条件でいろいろなクレイは出来上がります。
その間にクレイは結晶化。お肌をきれいにする吸着などの不思議なちからはここから生まれます。
「石の中で1番小さい」こと、「結晶化している」ことで出来上がるクレイ。
しかしスキンケアに使われるクレイにしぼっても種類は様々。
ではスキンケアで使われるクレイはどんな種類があるのでしょうか?
洗顔やパックなどに使われるクレイの種類とは?
石の中で一番小さく、いろいろな条件で出来上がるクレイ。
パックや洗顔などスキンケアで使われているものはどんなものがあるのでしょうか?
洗顔やパックで使われるクレイ① カオリン
別名ホワイトクレイやカオリナイトとも呼ばれるクレイで、その名の通り真っ白です。
名前の由来は中国にある地名からで、産地も中国が有名です。
表示名称は「カオリン」です。
皮脂などの吸着にちからを発揮するため、パックなどによく使われています。
また、食べるとちょっと甘いです。笑
カオリンについて詳しくはこちら
洗顔やパックで使われるクレイ② ガスール
ガスールはモロッコの一部で採掘されるクレイです。
モロッコでは古くから女性が髪やお肌のケアに使っていたことが知られています。
日本では粉末状やフレーク状で販売されていて、手作り化粧品として使われることが多いです。
化粧品の表示名称は「モロッコ泥岩クレイ」です。
茶色い粒子が特徴的です。
ガスールについて詳しくはこちら
洗顔やパックで使われるクレイ③ クチャ
クチャの歴史は古く、琉球時代より沖縄の女性の髪やお肌の美容を作ってきたと言われているクレイです。
沖縄の海底で育まれたクチャは炭酸カルシウムやケイ素などのミネラルが豊富という意味でもお肌に良いとされています。
化粧品の表示名称は「マリンシルト」や「琉球泥灰岩」などと表示されます。
クチャについて詳しくはこちら
上記が代表的なクレイの種類でした。
どのクレイも吸着による洗浄力があるため、パックなどに多く使われています。
しかしパックは長くお顔に乗せていると乾燥してしまうことが。
そんなときにおすすめしたいクレイがあります。
乾燥しない、保湿にも使えるモンモリロナイトクレイとは?
クレイと一口にいっても産地や特徴など様々。
共通して言えることは吸着によって汚れを落とすこと。
しかし吸着が乾燥を招くことがあります。
KURUMUが大切に使っている国産のモンモリロナイトは一味違います。
他のクレイと比べるとお水やうるおいを抱えるちからが全く違うのです。
普通のクレイ
うるおいを抱えられない→お肌ですぐ乾く→水分を欲しがる→お肌の水分を吸着→乾燥肌
国産モンモリロナイト
うるおいをたくさん抱える→お肌で乾かない→うるおいと一緒なので水分を届ける→しっとりお肌
という流れで国産のモンモリロナイトはお肌にうるおいを与えることができます。
乾燥させないどころか、うるおいを届けてくれることができるモンモリロナイト。
KURUMUシリーズではその国産のモンモリロナイトを使ってローションやクリームなどの保湿系の商品が作られています。
洗浄はもちろん、うるおいを届ける国産モンモリロナイトのちからをKURUMUシリーズで。